【121】 2010年の終わりにあたって
2010年も今日が最後。
この一年、私のまわりで、いろいろな出来事がありました。
5月の連休明けからこのブログを始めたことも、そのうちの一つです。
私の人生のなかで、非常に大きなウエイトを占める国鉄の現場に勤務した11年間。
この期間を振り返ると、現代ではあり得ないような出来事があり、もう記憶の中でしか見ることができない車両や列車があり、鉄道そのものの輸送システムの変化などを身を持って経験した記憶と手持ちの記録が私の中に残っています。しかし自分がいなくなれば、これらをどなたかに伝える術はなく、自身の亡骸とともに葬り去られてしまうのだろうから、ブログという手段を用いて、不特定多数の鉄道好きの方々に伝えられればと思い、始めたのがこのブログです。
もともと、私は他人様のブログを積極的に覗いてみるようなことも、それほどありませんでしたし、まことに拙い文章に構成、まったく素人のパソコン知識、こんな状態でも定期的に続けることによって、たとえ少数でも興味を持ってご覧いただける方があるならば、国鉄時代のことや、リアルタイムの旅行記、過去の思い出なども含めて書き連ねてみようと思ったのでした。
始めた当初は20件にも満たない日もあった1日のPVビュー件数も、記事の増加につれて、12月にはPVビュー件数800を超える日も現れました。
コメントや気持ち玉を毎回のようにくださる方もおられました。ありがたいことで、本業の仕事がうまくいかないときでもこうしたコメントや気持ち玉で励まされるも…