【191】 私は番外地に住んでいた!?

番外地という言葉をきくと網走刑務所を思い浮かべるのではないでしょうか。 私のコレクション、キャラメルの空き箱です。北海道土産の定番?……ではないようです(^_^;) 実は私はほんとうに番外地に住んでいたことがあります(゜o゜) ただし網走ではありません。 ふつう住所は○丁目○番○号、または○番地というように数字による住居表示や番地があるものです。 しかし国鉄在職中に私が住んでいた独身寮は「番外地」だったのです。 以前、「樽見線」の初乗りの時のブログ記事で、すこし書きましたように、私は稲沢鉄道寮に住んでいたことがありました。そこは国有地であったため、ここには番地がなかったのです。 具体的に住所を示しますと、「愛知県稲沢市下津町 稲沢鉄道寮」(町名は「おりづちょう」と読みます。)となります。 私の古い住民票に記された前住所地の欄にはご覧のように番地がありません。 国有地は登記がされないことから、土地の「地番」がないため住所にも「番地」がないのでした。その国鉄関係の国有地は分割民営化によって売却されたり、JRに承継されたりして国有地ではなくなっていくとともに、住居表示の実施や区画整理事業によって、地名そのものが変わっていきました。「愛知県稲沢市下津町」という地名は今でも存在するのでGoogle Mapで検索すると表示はされますが、番地を入力しない状態では、寮があった位置とは全く関係のない場所が表示されます。稲沢鉄道寮はすでに取り壊されていますが、寮が実際にあ…

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