【316】 中山道歩きで見たモノいろいろ(3):信用金庫・信用組合(前篇)
2005年から中山道の宿場を訪問しはじめ、全宿場に足跡を残しました。
旧宿場町や旧街道を歩いていると、自動車なら気付かずに通り過ぎてしまうようなチョットしたモノも目に入ります。
ふだんの生活で当たり前にあるものでも、その地方ごとにチョット違っていたりしますし、裏道になり下がった旧中山道には、現在の表通りとも言える国道や、そのバイパス道では見かけられないようなモノが残っていたりするものです。
今回は信用金庫と信用組合にスポットを当ててみましょう。
金融機関は全国にあまたあり、特に「郵便貯金」は郵便局が全国に存在しているので「旅行貯金」と言われ各地の郵便局で、その地を訪れた記念に貯金してくるといったことさえ行われています。
全国規模で存在している郵便局に対して、地域的に営業エリアが限られているのが地方銀行や信用金庫、信用組合です。特に信用金庫、信用組合はそのエリアは小さく、そうした金融機関の看板を見ると、遠くまできたのだという実感がわきます。
中山道沿道や、通りかかったその付近の信用金庫・信用組合の店舗の写真を東から西へ向かってご紹介していきましょう。
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最初は東京都千代田区に本店がある「全東栄信用組合」です。
写真は、その十条支店です。中山道から少し外れていますが、板橋宿を訪問後、十条駅まで歩いたときに通りがかりました。2005年5月27日の撮影です。
なお十条支店は2012年に新装オープンしたとのことで…