【459】 臨時列車の乗務(25):12系座席車の天理臨
宗教団体は国鉄の団体列車のよいお客様だったようで、天理教、創価学会や金光教などの団体臨時列車が多数運転されていました。このうち1986年(昭和61年)は、天理教の教祖100年祭の年でしたので、特に「天理臨」の運転本数が多かったようで、2月に連続で「天理臨」に乗務しました。いずれも12系座席車の列車でした。
(画像は別の列車です。)
1986年(昭和61年)2月8日
中央本線8802列車~関西本線8201列車
乗務区間 中津川1:05~2;23名古屋3:41~亀山4:46
中央本線 8802列車
EF64 43(篠) 臨A301(2/6)
スハフ12 35 長ナノ
オ ハ12 119 長ナノ
オ ハ12 120 長ナノ
オ ハ12 121 長ナノ
オ ハ12 69 長ナノ
スハフ12 103 長ナノ
名古屋から逆編成
関西本線8201列車
DD51(車番不明)(稲)臨A558(2/8)
※亀山から8223列車に継送
12系お座敷車には、これまで何種類にも乗務したのに、オリジナルの12系座席車への乗務は意外にもこれが最初だったと記憶しています。
この時は、名古屋を通り越して亀山まで通す行路でした。列車は松本始発で、深夜であるがゆえに停車駅は主要駅の運転停車のみで、乗降はもとより、弁当の積み込み等もないのでドア扱いは一切ありませんでした。団体列車の場合は、お客さんのことは添乗員さんに任せておけばよく、車掌は起きていればよいような乗務でした…