【543】 キハ58系の暖房調節~武豊線920D~925D

先週書いた記事で、暖房の温水放熱管からの水漏れがあったお話をしました。列車や線区について何も書きませんでしたが、それは名古屋から武豊線に直通する列車でのことでした。その武豊線は先日、JR東海から平成27年3月1日に電化開業するとの発表がありました。武豊線での長かった気動車時代に幕が下りようとしています。その水漏れがあったのは、朝の一番列車920Dで、武豊で折り返し925Dとなって名古屋まで戻るキハ58・28を主体とした8両編成(1980年~1982年5月当時)の列車でした。車掌はこの1往復に乗務すると、前日から続く乗務行路が終わりでしたが、車両のほうはそれからが本番で、この後は関西本線の急行「かすが」奈良行と急行「平安」京都行の併結列車になりました。今回の記事では、その名古屋~武豊の920D~925Dの一往復を例に、暖房調節のしかたを思い出しながら書いてみます。 ************************* 冬場の920Dは、まだ明けやらぬ名古屋駅から武豊線に直通する一番列車でしたが、乗客は非常に少なく、いつでも乗客は数人だけの状態でした。けれども武豊に着いてから折り返す925D名古屋行は、通勤時間帯の7時台に名古屋駅に到着する列車だったので、そうとう混雑しました。要するに、この一往復は、急行運用前の間合い運用で、925Dでの通勤輸送を目的とされた列車でしたから、往路の武豊行920Dは車両を送りこむためだけの回送的な列車でした。そのため通勤輸送需要の少ない休日は不要な列車というわ…

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