【712】 日本酒ラベル:「男山」
近年はさまざまな種類の日本酒が出回るようになりました。
必ずしも日本食のお伴ということもなくなり、グローバル化が進んで日本でも女性に支持されるようにもなってきたのです。しかし、元来、日本酒のイメージは「男酒」でありました。
「男山」という銘柄の日本酒が全国にたくさんあるのも、そんな伝統みたいなものがあるのでしょうか。
全国の「男山」ラベル巡りを始めたいと思います。当然といえば当然ですが、どのラベルも力強い字体で書かれています。
北海道「金瓢男山」
青森「陸奥男山」
岩手「千両男山」
山形「羽陽男山」
新潟「根知男山」
埼玉「武蔵男山」
愛知「尾張男山」
兵庫「摂州男山」
全国には、まだまだあるはずですが、手許にあるのはこれだけです。
ほとんど地元で消費される真の「地酒」が多いように思いますが、それだからこそ市場が重ならず、消費者が間違えて買ってしまうというトラブルもなく、根付いているネーミングと言っていいのかもしれません。しかしネット通販が増えた今、問題はないのでしょうか?
まあ、もうこのコレクションも一区切りつけており、節酒を強いられる身になりましたから関係がないのですけどね(´・ω・`)