【754】 年賀状7: 転職後
これまで約50年間にわたっていただいた年賀状。それを改めて1枚ずつ拝見して、思ったことや気が付いたことを毎週少しずつ綴ってまいりました。今回で完結です。
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<昭和63年の年賀状>
前年に国鉄の乗務員生活を終えた私は、国鉄清算事業団からの派遣員として再就職していた。子供のころから住んだ実家からの転居を伴い、年賀状のやり取りをしている方々には転居のお知らせに再就職先も付記して予め出してあったので、転居先のアパートには、いつもの年のように年賀状は届いた。
いつもの年と違うのは、新しい勤務先はどうですか?といった添え書きがあったり、私と同じように転職した方々や、JRに採用後に転勤した方々からは、新しい仕事先が書かれていたりしたことだ。
私どもの年代は、この分割民営化前後の数年間は結婚ラッシュの時期でもあった。このころから、お子さんの写真入りの年賀状が増えた。そして、ワープロ打ちの年賀状も目立つようになる。
年賀状以外にも、転勤や結婚に伴う転居のお知らせが多かったのもこのころである。
<平成に入ってからの年賀状>
鉄道に残った方々も、少しずつ車掌から転身されていく。
下の画像は、国鉄時代に名古屋第一機関区で検査長をされていた方からの年賀状のコメント。転職先の仕事を通じて知り合い、前の年に特急気動車の画像入りの年賀状をお送りしてあった。キハ181系の初期故障については知られているが、実際に検査修繕をされていた方から直筆で書…