【760】 郵便物の消印あれこれ
昨年暮れから、私あてにいただいた約半世紀にわたる年賀状の話をしてまいりました。その保管してあったハガキの表面の消印にも、さまざまな種類がありました。
官製年賀ハガキには消印に相当するデザインが印刷されていますので、年賀郵便物取扱期間中は消印が押されないですが、切手を貼った私製ハガキには「年賀」と書かれた消印が押されます。(下の画像 左)
下の画像の右側のは、料金別納の年賀状版?なのでしょうか。お店からのダイレクトメール的年賀状でした。
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正月過ぎに発信された年賀状には消印が押されてきます。現在の郵便局オフィシャルサイトによると1月8日以降は消印を押すそうです。私に言わせると郵便局名が入った消印が押されていたほうが、どこから発送されたかわかるのでうれしいのですが、繁忙期の年賀郵便物取扱期間中は押印を省略して元日配達に全力投球なのでしょう。
消印には、下の例のように県名が入っている例がありますから、聞いたことがない郵便局でも、どのあたりの郵便局なのかがわかります。
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全国に同一駅名がいくつもあるように、郵便局の場合も事情は同じで、県名を付記して特定することが可能です。
下の画像の上2つは、岐阜県と愛知県の「坂下」郵便局。
下2つは滋賀県と愛知県の「守山」郵便局
2つの「守山」を見ますと、滋賀県のほうには、県名の「滋賀」でなく旧国名「近江」が使われていて…