【803】 乗り鉄12か月…2004年6月「みなみ東北乗り歩き」
6月は旅行向きの時期ではないけれど、昼の時間が長いことと、夏休み前なので交通機関の混雑が比較的少ない。乗ることを目的とするならば条件としてはいいし、冬場のように、風邪やインフルエンザで自身の体調によって予定をキャンセルしなくてはならなくなる可能性が少ない。個人的に言えば、年度が変わって仕事が軌道に乗ってさえいれば、5月の連休と夏休みの間に当たるので、ちょっと休みたくなる時期でもある。
2004年は、旧国鉄線踏破の乗り鉄のほうも、JR線は北海道の一部が未乗で残すだけになっていて、あとは各地に散在する過去の乗車年月日が不明な区間に再度乗車したり、旧国鉄から転換された未乗の第三セクター鉄道に乗りに行っていたころであった。
この旅で乗るべき旧国鉄線(国鉄時代の未成線を含む)は、阿武隈急行線(福島~丸森~槻木間)と、山形鉄道フラワー長井線(赤湯~荒砥間)だったが、せっかく東北まで行くのだから、ほかに寄り道する線区があったのだが、それは後で書く。
今、掲げた乗るべき2線区は第三セクター鉄道であり、JR線区でないから運賃は別払いとなる。そこで往路と帰路の経路を変えて無理やり一筆書きの乗車券にして、第三セクター鉄道などのはみだし部分を現地で別払いすることにした。
高蔵寺5:20―100M 213系EC―名古屋5:47
名古屋6:20―ひかり290号 700系EC―東京8:16
できる限り列車内では座って移動時間を楽しむためと、経費節約のため、私の乗り鉄旅の出発はたいてい早い。楽をし…