【910】 私の自動車遍歴3 カリーナ ハードトップST(TA17型 初度登録1974年)
最初に買ったB110型サニークーペには別に不都合があったわけではなかったのですが、ある程度クルマの運転にも慣れてくると、ほかのクルマにも乗ってみたくなりますし、それが1ランク上の車種であるというのは自然の成り行きだったと思います。このころ鉄道趣味はそっちのけで、もっぱら同僚友人との話題は自動車のことばかりでした。新車の展示会があれば見に行くし、中古車センターに気になる自動車が目に留まればちょっと立ち寄るということをして、たまたまサニークーペを買った中古車センターの展示場にあったのが、このカリーナでした。
何もかもがシンプルな印象のサニーGLに比べれば、トヨタ車の内装は格段に良く見えましたし、このカリーナSTはサニーGX-5が買えなかった者にしてみれば、排ガス規制直前の未対策車でツインキャブの5速車であることが最大の魅力でありました。助手席側には(エアコンでなく)クーラーが付いていて、サニーより一回り大きい車体は、加速もよく高速でも安定した走りでした。
一般にトヨタ車の内装はよいと言われていましたが、この自動車でそのことを実感しました。
丸型メーターが並ぶ配置はかっこいいと思ったものです。ラジオの上にカーステレオがありますが、カセットテープではなく8トラックというカートリッジ式磁気テープを挿入する方式なのも時代を感じさせます。
後になってアルミホイールとタイヤを買って、交換しました。
TOYO(6-JJ×13)とYOKOHAMA(185/70HR13)
信号機の少ない田舎…