【936】 昭和の自動車よもやま話
それぞれの自動車にいろんな想いがありましたが、国鉄に勤めていたころ、つまり昭和50年代には購入を検討したものの、いろんな理由で買わなかった(買えなかった)自動車も,実はいくつかありました。
【チェリーF-2】
B110サニーの次の自動車として候補に挙げていましたが、チェリーF-2の中古車が出てこないうちに中古カリーナが出たので購入せずに終わりました。B110サニーと同じ日産のA型エンジンは定評がありましたし、中古車なら手ごろな価格で買えそうでした。あのころはまだFR車が主流でしたが、チェリーはエンジン横置FF車で、たしか4輪独立懸架のサスペンションを採用していたと記憶します。
そのあとに乗ったカローラを新車で購入したとき、並行して検討した中の有力候補車がオースターでした。バイオレット・スタンザとともに日産の三つ子車の仲間で、オースターがいちばん若者向けのアレンジになっていました。購入を検討していた時期は昭和53年排ガス規制後で、1気筒に点火プラグが2本ある日産Zエンジンが採用されていました。結局は購入に至らず安価なカローラに落ち着きました。
それ以降に興味を持った自動車たちの一部です。
前に書いたようにワインディングロードによく出向いていた私の用途に適した4WD車とか、車室の高さがあって使い勝手のよさそうな車を検討していました。このほかにもジムニーとかドミンゴ、スプリンターカリブ、シャレードなどなど…
結果的には、サニーカリフォルニアで平成の時代に入り、その後は実用…