【1236】あの年の8月15日《1982年》
お盆と正月は貨物列車が運休することが多いもので、遊休車両が駅の側線に一時的に留置されることになります。私が車掌時代だった1982年の夏、中央西線の大曽根駅に留置されている貨車の中に「ワラ1」のトップナンバー車がいることに車掌仲間が気が付いて教えてくれました。乗務中にも、通勤途中にも、列車内から見える位置に留置してありましたので、1982年8月15日、乗務明けで帰宅するとき大曽根駅で途中下車して撮影しました。ワラ1形式は17000両以上製造されたといいますし、常備駅表記もないようですから全国を運用されていたものと思われ、SNSもない時代のことですから、いつどこで出会えるかはまさに運しだい。