【1391】 私の鉄道模型遍歴18: Bトレインショーティー

最近Bトレインショーティーの機関車をNゲージ動力車化したことを書いたので、ついでながらBトレ車両を買う気になった動機と、Bトレ車両所有状況について書いておきます。 購入の動機は以前書いたトイレにあるミニレイアウトで走行させるためでした。そのミニレイアウトが置いてあるスペースは奥行が270㎜しかなく、そんな狭いスペースにエンドレスレイアウトを作るための急曲線のレールはレイアウト建設当時には市販されていませんでしたので、私はフレキシブルレールを無理やりR100程度に曲げて使用しました。その翌年あたり?に、バンダイからBトレインショーティ―が発売され、Nゲージ化して使用するためにB4サイズに収まるエンドレスを敷設可能なR100のレールも発売されました。これは新線建設用として購入しましたが、実は新線建設には及んでおらず今も未開封で保管中です。 ミニレイアウト建設当時に、その急曲線を問題なく走れるBトレ以外のNゲージ車両はTOMIX箱根登山電車を改造した怪しい私鉄車両とかMODEMOの路面電車など、ごく限られた私鉄小型車種だけでした。たとえショーティー版であっても、その小さなスペースに国鉄形車両が走れるのなら面白かろうと思ってBトレインショーティーに手を出したというわけです。 上の画像にあるレールセットとともに試しに購入したのはブラインド仕様車両のPart1を1個だったのですが、何が出るかわからない不確実性が嫌いでしたので、以後は購入対象にならず、ブラインド仕様のBトレ車両を買ったことは、この…

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【1390】 BトレDF50が牽くトミーNスケールの貨物列車

前々回、BトレのEF58とEF60をNゲージ動力車化したことを書きましたが、Bトレの機関車に牽かせるための客貨車を買ったことがない私には、牽かせるべきBトレの車両がありませんでした。その結果、EF58には無理を承知でNゲージスケールモデルの20系ナハフ2両を牽かせ、EF60にはトミーナインスケールのコム1と、最近のトミックス製品でコンテナ色のヨ5000にお供をさせましたが、不自然な編成であることは否めませんでした。 ところでトミーナインスケールというのは、それなりの年代のNゲージャーでないとわからないかもしれませんが、トミーが最初にNゲージに参入したころの初期ブランド名で、当初は日本型貨車7形式9種類がリリースされていました。バリエーションを見ると、発売された昭和40年代であってもそぐわないような古い形式が主流となっており、牽引機との組み合わせをよく考えないと時代錯誤な編成になりがちでした。それに今どきのNゲージ製品のレベルとは差がありすぎるため、私の模型鉄道での出番がこれまでほとんどなく、スチール棚の段ボール箱で冬眠していました。 このたびBトレ電機EF58・EF60のNゲージ動力化をしてから、もう1両、素組みしたまま長年放置しているBトレのDF50(茶色)の存在を思い出しました。NゲージスケールモデルのDF50(一般色)と並べてみました。 オモチャっぽさがありますが、一般色よりシブい外装は昭和30年代あたりの貨物列車に合致しそうです。似合う被牽引車両が見つからないBトレEF58・EF…

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【1389】 プラレールと16番B型機関車の走行試験

前回書いたように、余剰パーツを利用して模型いじりをした結果、遠い過去の自分に戻った心持ちになりました。そして長年放置していた機関車の模型が自分の意思どおりに動いてくれる気持ち良さも久しぶりに味わうことができました。鉄道模型に出会ってから半世紀あまり。その間に模型との付き合い方が変わったり、途中で幾度も横道にそれて疎遠になったりもしましたが、今になっても小学生時代と本質的に同じことをしていて、進歩のない自分に呆れていることも白状します。 今回はそうした勢いから、子供たちに買い与えたのちに我が家で昨年まで静かに眠っていたプラレールと、スチール棚に保管している16番B型機関車をひさしぶりに箱から取り出して走行させてみました。 EF58は国鉄の代表的な電気機関車であっただけに、模型や玩具の題材になることが多かったと思います。画像の右端がトミーのプラレールのEF58です。隣に置いた16番のEB58より一回り大きく見えます。私の手元にあるプラレール製品は、私が親となってから子供の幼少時に買い与えたものと、友人からいただいたものとがあります。私自身が幼少時に遊んでいたプラレールは、私の意思と関係なく早々に他人の手に渡ってしまいましたので、手元にはありません。プラレールのことは、【667】私の鉄道模型遍歴2:プラレールで、一度書いたことがあります。静かに眠っていたプラレールは、昨年から孫を預かったときにときどき稼働するようになっております。EF58とトワイライト色EF81を今でも走行可能な状態に整備してあ…

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【1388】 余剰パーツを利用した模型いじり

前回は、鉄コレ国鉄クモハ52などのNゲージ化工作をしたことに触れました。このことは、中途半端な状態で所有している鉄道模型をできるだけ手持ちの余剰パーツを有効活用して完全に近い状態にしておきたいと思ったことが動機です。このあとに手掛けたのは、バンダイのBトレインショーティーでNゲージ化未施工のままとなっていたEF58特急色とEF60特急色のNゲージ動力化でした。 使用した動力ユニットは、相当前にKATOチビ客車用(品番11-104)と間違えて買ってしまって未使用のまま手元に残っていたチビ凸用動力ユニット(品番11-103)です。(現在は走行性能が向上した新製品に移行し廃版) パンタグラフは、ジャンク箱に入っていたKATOのPS16パンタグラフ(廃棄した模型に使っていた古いもの)です。 我が家に在籍するBトレ電機はこの2両だけで、これらは2007年5月に名古屋の丸栄百貨店(現在は閉店)で行われた第4回鉄道模型展でのイベント限定品「ブルトレ牽引機特別セットEF58+EF60」として販売されたものです。私はそのころ、急曲線がある「トイレの中のミニレイアウト」で使用するために一時的にBトレに手を出していました。この特急色のBトレEF58は、私が小学生のときに買ったカツミの16番自由形EB58のイメージを伝えていましたので、買う気になったものです。しかし購入後に素組みした後は日の目を見ることなく、段ボール箱に入ったままスチール棚に収納されていました。 半世紀以上前に塗装済みキットを組んだ16番…

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