【1464】 「犬のフン…の看板」その後(12)

前回の続きになります。このシリーズでは、今年に入ってから特定の環境美化看板製作会社の手による犬糞関係の看板をアップしてきました。今回はその会社のカタログに載っていないながらも、この会社の製品だと特定できそうな看板と、地方公共団体名で設置された他社製っぽい看板をアップしていきます。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 小牧市では他の市町では見ないデザインでありながら、M社の特徴が出ている例がいくつか見られました。まずこの2つです。 左右ともほとんど同じながら、文字の色や大きさに違いがあるので並べてみました。 M社のカタログに、上の画像と同じ看板がありませんでした。しかし、「マナーを守って楽しい散歩」と、まったく同じロゴとフォントで書かれ、飼い主といっしょに走る犬がデザインされた「犬の散歩(1)」というのがカタログに載っていました。「犬の散歩(1)」の実物を見たことはありませんが、よく似たレイアウトでありながら、描かれた飼い主・犬ともにまったくの別人別犬であり、背景もまったく異なっています。下に書かれている警告文も違っているので、その「犬の散歩(1)」の変形とも断定しにくいです。もしかすると、M社製の小牧市オリジナルデザインの可能性も??? そう思って描かれた背景を見ると、左の山の上には城らしき建物があり、その手前にはビル、背景右は市街地になっています。実際の小牧市を南側から見ると、小牧山の頂上には小牧市歴史館(小牧山城模擬天主閣)があり、その手前には小牧市役所が…

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【1463】 「犬のフン…の看板」その後(11)

前回の続きになります。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 上の左側(扶桑町)は、かつて「ふてぶてしい犬」と名付けていた看板の再掲で、M社のカタログには「ブル(1)」とされていました。その後、右の看板を小牧市で見つけました。まったく同じ犬ですが、罰金の立て札が加わっており、その他の警告文言はまったく違っています。「ふん!」という吹き出し部分を「フン!」と変えてあるこだわり???も見られます。小牧市のような例は今のところM社のカタログにも新規デザインページにも見当たらず、未発表新規デザイン?なのか「ブル(1)」の小牧市独自の変形版なのか?現状では判断がつきにくいです。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 「ブル」シリーズはカタログ上(1)~(6)まで6種類が載っています。 上の画像左は「ブル(2)」です。「ブル(2)」は以前に瀬戸市と多治見市の画像を掲載したことがありますが、今回の「坂下町」は初出です。坂下町は現在の中津川市の一部です。市町村合併をした自治体では、設置者名から製作時期の新旧がある程度特定できるので、新作なのか廃版なのかを判定する目安にもなります。それとは別に、坂下町や前回までに掲載した萩原町、甚目寺町の例のように、平成の大合併で消えた市町村名が看板上に生き残っていることにも面白さを感じます。 上の画像の右(瀬戸市)は「ブル(3)」です。いまのところ、瀬戸市以外では見ていませんので、これも再掲画像とさせていただきま…

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