【1525】 11月の歌: 秋桜(コスモス)

毎月、その月に因んだ楽曲を1曲ずつ選んで語っています。選曲にあたっては個人的な志向や趣味に偏ります。昭和の時代に発表された曲が多くなると思いますが、必ずしも昭和のヒット曲とも限りません。なお、私は音楽や詩の世界にはまったく通じていませんので、作詞者が描いた世界とは外れたことを語ることもあると思いますがご容赦願います。楽曲や作詞作曲者歌手について知らないことやデータなどはWikipediaとCD等のライナーノーツを参考にします。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 11月の歌は、山口百恵さんが歌う「秋桜(コスモス)」としました。 秋桜(コスモス) 作詞:さだまさし 作曲:さだまさし 編曲:萩田光雄 淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日の嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こ…

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