12月3日に、映画「RAILWAYS」の第2作めが、公開されます。
第一作目は、昨年、島根の一畑電鉄を舞台にした「49歳で電車の運転士になった男の物語」とサブタイトルが付いたもので、その内容はエリートサラリーマンがその地位を捨てて、子供の頃の夢であった電車の運転士になるというものでした。拙ブログでも以前の記事 「 【20】 人生と仕事:RAILWAYSについて思う・・・」でちょっと触れました。
今回のサブタイトルは「愛を伝えられない大人たちへ」となっています。
私は先日、この映画の試写会に行ってまいりました。
今回の舞台は富山地方鉄道。
主人公は定年を間近に控えた勤続42年、運転士歴35年無事故無違反59歳の電車運転士(三浦友和)です。定年後は妻(余 貴美子)とのんびり過ごすつもりの夫に対し、長年連れ添った妻は、家事に加え、結婚後の子育てと親の介護のためにできなかった看護師の仕事を、夫の定年を機に今こそ再開したいと思うのですが、夫にはそれが理解できず、いったい何が不満なのかと口論となった末に、妻は家を出ていってしまう。そんなところから始まるストーリーは、西武鉄道からの移籍車レッドアローに惹かれて入社した見習運転士を指導しながら、主人公が、これからの自分の生き方を考え、自分を振り返って思い悩む姿と、夫婦の絆を描いていきます。
私が見た試写会では、製作総指揮の阿部秀司さん、監督の蔵方政俊さん、主人公の妻役を演じた余貴美子さんによる舞台挨拶がありました。そのなかで阿部秀司さんは、2作目の舞台を富山地方鉄道に選んだのは、かつて名古屋鉄道から国鉄高山本線を経て富山地方鉄道に乗り入れをしていた特急「北アルプス」に対して思い入れを持っておられたということが理由の一つであるとおっしゃっていました。たしかに国鉄をはさんだ3社を股にかけて直通する特急列車というのは非常に魅力的でした。この映画ではそうした過去の車両や話が出てくるわけではありませんし、現在の富山地方鉄道はJRからの乗り入れ列車はありませんが、地方の鉄道らしい車両たち、古い木造駅舎やホーム待合室がある場面が随所で登場します。
エンディングには第一作目と同様、松任谷由実の曲がながれます。今回の曲名は「夜明けの雲」です。
この映画を見て、今一度夫婦のあり方、人と人との絆を再確認してみることも必要かと・・・。



この記事へのコメント
ハッシー
「奇跡」はちょうど川尻駅で撮影があっている時に現場に居合わせていました。車掌を題材にした映画なんてのもあったら面白いと思いますが無理ですかね。
しなの7号
1作目、ご覧になりましたか。すでにDVD化されていますね。「阪急電車」「奇跡」はまだ見てませんが、ずいぶん古いところで、「喜劇急行列車」という特急さくら号の車掌が主人公の映画がありました。(渥美清主演)かなり前にテレビで見たことがあります。
ハッシー
しなの7号
私はふだん映画はあまり観ないのですが、いろいろあるのですね。うちの近くのレンタル店には、この類のDVDはないようでした。
さくら号といえば、映画ではありませんが、水前寺清子が主人公の「いつでも君は」というテレビドラマが昭和40年代にあったのを覚えていますが、20系食堂車が舞台でした。知ってるだけでも年寄り臭くてはずかしいくらい^^;
しなの7号
申し訳ありません
「鉄道に関する映画で印象的なのは松本清張原作の「点と線」があげられます。東京駅のプラットホームにおけるトリックには驚きます。洋画ではかなり古いですが「鉄道員」です。いい映画はいつまでも心に残りますね。」
しなの7号
洋画はなおさら縁がないので、有名な映画ですが、お恥ずかしいことに観たことがありません。時間があったらゆっくり見てみたいです。「点と線」は「あさかぜ」でしたでしょうか。夜行列車はドラマティックで、映画やドラマの題材には適していますね。