2005年から2006年にかけて中山道の全宿場を訪問しました。
最初に次のようにルールを作りました。
1.各宿場町最寄りの駅から宿場町中心部までは歩いて往復。
2.東京日本橋から京都三条大橋まで順に宿場を訪問する。
3.交通手段は鉄道を主として利用し、一切マイカーやタクシーは利用しない。
路線バスは使用可。
4.宿場最寄り駅では駅名標と駅の写真を撮る。
5.宿場の中心部で宿場名が入ったモノの写真を撮る。
このルールに従って撮ってきた駅名標、駅舎と宿場名の入ったモノの写真を順にUPしてまいります。
写真中心で、駅や中山道については最小限の説明にとどめておきます。
*************************
第一回目は東京日本橋からスタートします。
中山道の起点「日本橋」
日本橋の銘板です。日本の道路の起点でもあり、橋の中央には日本国道路元標のプレートが埋め込まれ、橋のたもとにはそのレプリカもあります。
「日本橋」の近くにはJRの起点駅である東京駅もあるのですが、少し離れています。すぐ近くにはズバリその名のとおり東京メトロの「日本橋」駅があります。ここは中山道の起点であって宿場ではありませんが、その地下鉄駅の入口を撮影しておきました。
中山道は神田駅~東京大学の赤門~巣鴨を通って最初の宿場町「板橋」へ続きます。
*************************
第1次 板橋宿
最寄駅は都営地下鉄「板橋区役所前」ですが、そのものズバリのJR埼京線(赤羽線)「板橋」駅の写真を撮りました。
板橋は中山道最初の宿場町で、旅人の出迎え見送りでにぎわったところです。宿場名は宿場内にある「板橋」という橋の名から来ていて、流れる川は石神井川です。
中山道はかつては「戸田の渡し」があった荒川を越えると埼玉県に入ります。
写真は埼玉県側から撮った現在の「戸田橋」です。
*************************
第2次 蕨宿
最寄駅は京浜東北線(東北本線)「蕨」駅です。
埼玉県に入って最初の宿場町です。古い家屋もわずかではありますが残っていました。
*************************
第3次 浦和宿
最寄駅は京浜東北線ほかが停まる東北本線「浦和」駅です。
現在の繁栄からは信じられないですが、ここは他の宿場町より規模の小さな宿場町であったということです。
次の大宮宿まで東北本線の線路が中山道に沿い、一部がケヤキ並木になっています。
*************************
第4次 大宮宿
最寄駅は東北本線「大宮」駅です。
ビル群の谷間になった宿場町跡です。宿場を示すものは見つけられませんでしたので、現代の道路の案内標識の写真を撮ることで代用しました。
そもそもここは氷川神社の鳥居前町なので「大宮」なのだと今更ながら納得です。
この先の中山道には、高崎線がほぼ沿うかたちで敷設されました。
***************************
【251】 中山道宿「駅」巡り2に続きます。
この記事へのコメント
京阪快急3000
「中山道宿」「駅」巡り」、スタートされましたね。
こうしてみると、けっこう関東方面にもお出かけになっていらっしゃるのですね。
続きも楽しみにしています。
しなの7号
このブログを始めてしばらくしてから週末に実家へ通う事情ができたことから、関東も含め遠出はめっきりしなくなりました(^_^;)
中山道宿場は69次ありますが、京都三条大橋まで14回程度の記事連載でたどり着く予定となっています。