2005年から中山道の宿場を訪問しはじめ、全宿場に足跡を残しました。
その行程中は一切、自家用車やタクシー等を使わないことにしておりましたので、路線バスを幾度も見かけ、時には利用したりもしました。
今回は路線バスにスポットを当ててみましょう。
路線バスは、その地方ごとに運行する会社が違っていたりしますので、その車体色もさまざまです。特に列車から降り立った駅前に、その地方独自の車体色を纏った路線バスの姿を見たときには、遠くまで来たということをしみじみ感じたものです。
西から東へ向かって紹介していきます。
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中山道・東海道の終点である三条大橋付近で、京都バス。
京都バス株式会社は、京都市右京区に本社を置く路線バス事業者です。京福グループの京都におけるバス会社として京福電気鉄道の全額出資によりに設立され、現在では同社と共に京阪電鉄グループに属しています。
同じ場所でと京阪バス。
京阪バス株式会社は、京都市南区に本社を置く、京阪電気鉄道系列のバス事業者です。
上の2枚はどちらも2006年9月28日撮影
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帝産湖南交通バス
帝産湖南交通株式会社は、滋賀県草津市に本社を置く滋賀帝産グループのバス事業者です。
草津で2006年9月28日撮影
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近江鉄道バス
近江鉄道株式会社は、滋賀県東部で鉄道事業とバス事業を中核として営む鉄道会社です。西武鉄道の子会社なので、車体色も西武カラーです。
彦根で2006年7月6日撮影
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名阪近鉄バス
名阪近鉄バス株式会社は、本社を名古屋市におき、岐阜県大垣市を中心に路線バスを走らせているバス会社で、三重交通グループホールディングスの傘下会社です。
関ヶ原で2006年5月14日撮影。
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岐阜バス
岐阜乗合自動車(通称:岐阜バス)は、名鉄グループのバス会社で、本社は岐阜市にあります。岐阜県内を中心に運行しています。加納付近で2006年3月29日撮影
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岐阜バスコミュニティ
株式会社岐阜バスコミュニティは、岐阜県各務原市に本社を置く路線バス事業者で、岐阜バス各務原営業所の路線バスの受託運行を行い、現在は実質的に各務原営業所の分社子会社です。
加納~鵜沼で2006年3月29日撮影
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バスについて、私は素人なので、本文作成に当たりWikipediaとバス会社各社のオフィシャルサイトなどを参考にさせていただきました。
犬も出歩けば…バスを見かける乗ってみる?
街道歩きでは歴史的なモノを見る以外にも、見て、または乗って楽しめるバスがあるのです。
このシリーズ、来週(木曜日)に続きます。
(このシリーズ記事中の写真には、旧中山道そのものではなく、その近傍や近隣駅前で撮影したものが含まれています。)
ウェブリブログのサーバー不具合と緊急メンテナンスに伴い、定期更新ができませんでした。今後は定期更新を続ける予定ですので、よろしくお願いいたします。
この記事へのコメント
トシ@グッズマニア
愛知県内に住んでいると帝産カラーは観光バスしか見ないので、同じカラーリングの路線バスは逆に新鮮に感じますw
しなの7号
同感です。帝産の観光バスはこちらでも時折見かけますね。
kayo
すてきなバスコレクションですね。
叡山電鉄のデオ724号が最近塗装変更されましたが、最後の旧色でした。もとの色は京都バスと同じ色で、そのラストランに接して以来、この色がとても好きになりました。
いつか記事でご紹介したいです。
しなの7号
ご覧いただきありがとうございました。
マルーンがお好きなんですね?
117系がお好きということは、そうですよね?
最近の電車バスともに、原色の明るい色の車両が多いですね。これらは明るくていいのですが、やっぱりシックなマルーン系の色の車両は落ち着きがあっていいなあと思っています。
p.s 「【327】中山道トレイン;ちょっとだけ鉄分補給&アルコール分補給 2012.11.10」で117系の写真アップしました。色はマルーンではないですが…
ふくいん交通
私事で失礼します。
私のハンドルネームは、趣味のNゲージを使った心象鉄道(バスタクシーを含む関連企業)の社名でもありまして…
当社のバス部門(バス課)で、バスのカラーを新しくしようと、各社のカラーを参考にしていた矢先に、今回の日記UP…
恐ろしい位にタイムリーでした。
以前、乗車したことがあり、2色でシンプル、なおかつシックな装いの京都バス(京福グループ)のカラーを採用することにしました。
他の方のコメントにもありましたように、帝産グループの観光バスは、時折見かけることがありますが、路線バスは、全国でも、帝産湖南バスだけのようですね。
個人的には、地元(関東地方の田舎)で、一番身近な私鉄が西武鉄道なので、近江鉄道バスが親近感を感じます。
琺瑯看板に、自販機、バスに、ヤドンまで…
これからも、楽しい日記、期待しています。
しなの7号
デジカメを持ち歩くようになってからは、遠出すると、その地元の鉄道は言うに及ばず、路線バスや、駅舎、信用金庫など、その地方ならではのモノは写真に撮ってきます。一方で、地方の駅に降り立ったとき、スーパー、自動車会社、学習塾、貸金業者、その他諸々全国どこでも見る看板や広告が乱立しているのを見るのは、さびしいですね。地酒の看板がデ~ンと迎えてくれる地方の駅は大歓迎です(^◇^)
以前、えちぜん鉄道へ行ったとき、装いを新たにした鉄道車両を見て新鮮さを感じましたが、通りかかった京福バスの車庫で京福色のバスが何台も停まっているのを見て、京福電鉄色はバスの世界では健在であることに気付き、うれしいような懐かしいような、気持ちになりました