実のところ、「国鉄」を私の視点でお伝えするという主目的は2019年4月(平成年間まで)に果たしていますので、ブログとして継続する必要性はありませんでしたが、ウェブリブログ(以下「旧ブログ」と表記します。)のサービス終了によって、私とは別の場所や違った角度から国鉄をご覧になった多くの読者様による経験談や奥深い内容のコメントが消去されてしまうことに抵抗がありました。記事によっては本文よりコメント欄のやりとりのほうが長くなるほどで、私はそこから多くの知識をいただいたり、別の鉄道職場で勤務した皆さんとの連帯感を得てまいりました。多くの皆様がコメントをご投稿くださったことによってブログの内容が濃くなったことに、今さらながらではありますがお礼申し上げるものです。皆さんのそうした貴重なコメントが完全な形で残っていくことを最優先に考え、今回はコメントも含めて簡単に移行していただけるというSeesaaブログでお世話になることにいたしました。そのような経緯ですので、引っ越し後も旧ブログ時代と変わらない運営方針でまいります。そのため今後も新記事を頻繁にアップすることはございませんので、あらかじめご承知おきください。
ブログ移転後も、国鉄の車両によく見られた深いインクブルー(青15号)を連想させるブログ画面色を採用したブログイメージなど旧ブログの仕様をできるだけ変えない方針を採りましたが、両ブログの仕様が異なるために一部コンテンツ等の変更や注意点がございます。以下、旧ブログからの読者様向けに相違点などをご説明してまいります。
▼旧ブログ同様にPC版での閲覧を前提としています。スマートフォン版では表示されないコンテンツ等があります。表示されても見苦しい箇所がございますので、PC版での閲覧を推奨します。
▼旧ブログに投稿したすべての記事とコメントがSeesaaブログに移行されています。
▼現在は旧ブログのブックマークから入られた場合でもこちらに自動転送されていますが、転送期間が満了しますと転送されなくなりますので、ブックマークを変更していただきますようお願いいたします。トップページURLは
https://shinano7gou.seesaa.net/
になっています。
▼記事本文に貼ってある「当ブログ内の他記事」へのリンク先はSeesaaブログのページへ変更されています。
(2022.5.26追記:管理人自身がコメント欄に記載した「当ブログ内他記事のURL」は、すべてSeesaaブログ移行後のURLに書き改めました。トラックバックは削除及び内容の修正ができるツールが提供されていませんでしたので、機能しないまま放置することになります。。)
▼記事に貼ってあった地図(BIGLOBEウェブリマップ)は表示されません。特に北恵那鉄道の廃線跡に関する記事においては、地図が表示されていないと記事の意味が半減しますので、近日中にGoogleMapを埋め込む予定
(2022.5.21追記:大部分をGoogleMap地図へ差替え、表示されるようにしました。)
▼旧ブログにあった「ブログ気持玉」はウェブリブログの独自機能となります。そのため旧ブログに付けていただいた「ブログ気持玉」は引き継がれておりません。これまで旧ブログで多数の気持玉を付けていただいたことに対しお礼申し上げます。
▼投稿していただくコメントは、従来どおり「管理人承認後に表示する」設定とさせていただきますので、書き込み内容が即時表示されません。表示まで1~2日かかることがございます。
▼旧ブログ時代同様に、ご投稿いただくコメントに対しては、できる限り管理人から当ブログコメント欄から返信コメントを投稿いたしますが、ブロガー様からのご投稿に対しては、投稿者様のブログに訪問してお礼的な意味合いでのコメント投稿はいたしません。失礼とは承知しておりますが、諸般の事情がございますのでご容赦ください。
▼今さら記すまでもないことですが、記事内の本文及び画像・映像に直接関係しない内容の投稿、KYな投稿等の不適切なコメント投稿、誹謗中傷など第三者様にご迷惑が及ぶ恐れがあるコメント投稿はご遠慮ください。いずれの場合も管理人の判断において当該コメントを削除させていただきます。
▼当ブログは基本的に鉄道中心の内容になっておりますが、Seesaaブログの「ブログカテゴリ」には鉄道関係の括りがありませんでした。鉄道写真ブログなら「写真/アート」のカテゴリが使用できそうですが、すでに「撮り鉄」をやめてコンデジ生活が20年にもなってしまいました。そして旧ブログ開設時から「観光地でなくていいので、いったん家を出れば、そのものが旅」を標榜している者として「ブログカテゴリ」は「旅行/アウトドア」を選択いたしました。しかし鉄道模型やコレクションの記事なども結構あって「どこがアウトドア?」と自らが不適切だと思っているわけですが、ほかに適切な選択肢としての「ブログカテゴリ」が見つかりませんでした。
▼「ブログカテゴリ」とは別に、「記事別カテゴリ」を1記事に1つずつ、以下のような分類で設定しました。
鉄道・・・一般的な鉄道に関する内容です。
旅・お出かけ ・・・乗り鉄旅や撮り鉄旅など鉄道に関係する内容を含みます。
鉄道模型 ・・・鉄道模型に関する内容で、実車に関係する記事もございます。
日々の暮らしの中で ・・・日常生活での出来事や思ったことを書いています。
コレクション ・・・鉄道関係のコレクションを含みます。
フィクション ・・・創作記事です。
あの年の〇月〇日(366日連載記事)・・・
毎日、過去の同じ月日に撮影した画像や、使用した乗車券類などを
引っ張り出して紹介していくシリーズものです。
ごあいさつ・ご連絡 ・・・お知らせやご挨拶を主な内容とした記事です。
▼「記事別カテゴリ」とは別に、旧ブログに登録してあった26種類の「テーマ」が、Seesaaブログでは「ラベル」として引き継がれています。「ラベル」は「記事別カテゴリ」の補完的な役割で、一つの記事に0~5個程度を付して、他のカテゴリに分類されている記事も含めて横断的に同一テーマを持つ記事を抽出することを目的としています。個々の「ラベル」名は旧ブログで使用していた「テーマ」名をそのまま「ラベル」名として用いたものと、引っ越し時に改称したものとがございます。また、旧ブログでは一つの記事に3個までしか「テーマ」名を付すことができませんでしたが、Seesaaブログでの「ラベル」名は3個を超えて付すことができますので、多くの記事で新たに「ラベル」を追加設定しました。
▼各ページ下部に「ブログ内ラベルリスト」を設けました。ここに旧ブログの「テーマ」から引き継いだ26種類の「ラベル」名が列挙されています。ポインターを任意の「ラベル」名の上に持ってくると「ラベル名/記事数」が表示され、クリックするとその「ラベル」名が設定された記事を抽出したページへ遷移できます。「ラベル」名のフォントサイズに大小があり、不揃いになっていますが、どうやら、その「ラベル」名に分類される記事数の多少がフォントサイズに反映する仕様のようです。
以上ですが、一見すると様式は変わっていないようでも、旧ブログから変わってしまった(または意図的に変更した)部分がございます。このほかにも不備な点が散見されますので、より使いやすくするために気が付いた時点でここに記したブログの仕様等を今後変更することもございますのでご承知おきください。
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ところで、本日で当ブログを開設してからちょうど12年経ちました。この日をブログ移転日とすべく準備してまいりましたが、完璧にはできなかったものの予定どおり移行することができました。この12年間で私の日常生活はかなり変わっています。それと同じように、身近な中央西線を走る貨物列車の日常風景も変わりました。
大曽根~新守山(2010年1月9日)
2010年のコンテナ貨物はEF64-0の重連でした。当時はすでに1000番台が主流になりつつあり、0番台の置換えは時間の問題と思われていました。今では0番台全機がすべて引退してしまい、1000番台が数を減らしつつあります。
春日井~勝川(2010年6月23日)
2010年の春日井貨物ではワムハチが健在でした。当時は新鶴見のEF65PFが運用されていました。
JR貨物のEF65PFは、まだ1000番台を名乗っていましたし、このような3色更新色が健在でした。
勝川~春日井(2010年8月19日)
2010年の多治見貨物です。当時は吹田のEF66が運用されていました。
まだ2ケタナンバーの更新色が健在でした。そのJR貨物更新色機も今では見ることがなくなりました。
これら3種類の電気機関車は現在中央西線から撤退しEF64-1000に統一されたと思ったのもつかの間で、この3月からは一部のタンク専貨と春日井貨物が高崎のEH200に、多治見貨物が富山のEF510に、それぞれ運用が変わりました。赤や銀色の交直電機が中央西線を走ることになるとは、12年前には想像もしませんでした。日常とは毎日少しずつ変わってゆき、積み重なれば過去の日常は非日常となるのは当然であることを思い知らされます。場合によっては今日の日常が、明日にでも簡単に崩れてしまうこともあるわけで、ありきたりの今日を迎えられていることは大切でありがたいものと気付かされます。
2022年5月5日 昭和の鉄道員ブログ管理人 しなの7号
この記事へのコメント
NAO
極力従来の形態を踏襲されたとの事、最初は見た目も気付きませんでした。かつての国鉄ダイヤ改正における、前以ての車両の転属、移り変わりダイヤ作成、それに伴う移行日の乗務員行路作成のように、実際にはかなりの作業が必要だったのではないでしょうか。
不定期かとは思いますが、また楽しい記事のスジが引かれることを楽しみにしております。
PS
スジで思い出しましたが、列車ダイヤが鉄道輸送における本来の商品であるはずなのに、駅から時計や時刻表がなくなる昨今の状況にたじろいでいる私です。
おき2号
無事の移転おめでとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。12年ということは私の人生の半分以上はこのブログがあったわけなんですね。今後も長く続けていただけたらと思います。
また、国鉄時代を全く見たことがない人間としていろいろ質問をさせていただくこともあるかと思いますが、差し支えない範囲でご教授いただければ幸いです。
しなの7号
たかだかブログの移行など、ダイヤ改正に伴う移行運用のように社会的な影響がないにしても、予定どおりにいくか気にはなったものです。今回はウェブリブログから提供されたブログ移転ツールでデータ移転した直後に、Seesaa側で私が手作業入力で行ってカテゴリ分けをした後になって、正常に移行できていない事象があったとウェブリブログから告知されました。その結果、最初からデータ転送をやり直すこととなり、3日ほどかかった手作業もやり直しせざるを得ませんでした。鉄道に例えるなら、車両の転属にあたって転属先の仕様に合わせた改造を実施したのに、転属先で不具合が発生し最小限の再改造をして試運転期間を短縮して無理やり予定どおりに運用させたみたいなものでした。何事も予定どおりことが進むとは限らないのは世の常ですね。
しなの7号
平成世代の方にご覧いただけてありがたい思いです。
なにぶんにも近年の鉄道事情にはついていけなくなっておりまして、つい昭和の感覚で書いてしまって理解しにくい点も多かろうと思いますので、教えていただければコメント欄で本文の補足等をしてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
ゆきくりはら
移転作業お疲れさまです。
以前から読ませていただいていましたが、今回初めてコメントをお送りします。
私もおき2号様と同じく平成生まれの20代です。昨年鉄道会社に入社し、現在は乗務員を目指して駅勤務をしています。
いろいろな記事に、「昔はこんな仕事があったのか……」と驚いたり、「こういうところは今と同じだな……」と共感したりと楽しく読ませていただいています。
これからも末永くブログを続けてくだされば嬉しいです。
大変なご時世ですが、お身体に気をつけてお過ごしください。
しなの7号
ご覧いただきありがとうございます。
次世代の鉄道を担うことになる方に対して、拙ブログで参考になることはほとんどないかもしれませんが、良くも悪くも鉄道の歴史の一部を知っていただければうれしいです。お生まれになる前の鉄道の話は、今では考えられないことが多いかもしれませんが、どれだけ技術が進化しても鉄道が安全運行をするための根幹部分は変わらないと思います。今の時代、鉄道会社の業務はたいへんだとお察ししますが、明日の日本の鉄道をよりよくするためご活躍されますよう期待しています。
鉄道好きな高校生
私は高校生で、当然国鉄時代には
生まれていない世代です。
ですが、
大宮の鉄道博物館で、
国鉄特急色の485ボンネットを
見て、
感動したのを覚えています。
私は、動いている国鉄特急車両に
出会うことはありませんでしたが、
しなの7号さんのブログで
「国」鉄分
補給できて嬉しい限りです。
臨時列車(記事)、楽しみにしてます。
しなの7号
ご覧いただきありがとうございます。
国鉄ボンネット特急は私も子供のころから大好きな車両でした。幼少時の絵本には151系「こだま」と20系寝台「あさかぜ」が載っていまして、国鉄の看板列車でした。まだ東海道新幹線が未開業工事中で「夢の超特急」と呼ばれていたころです。その流れをくむ485系は北海道から九州まで広範囲で運行実績がありましたから、分割されたJR世代の車両では考えられないことですね。
木田 英夫
「5.5ダイヤ改正」ではなく今回のブログの移転作業、お疲れ様でした。過去のコメント投稿も引き継いで下さりありがとうございます。
今回も
「日常とは毎日少しずつ変わってゆき、積み重なれば過去の日常は非日常となる」
「今日の日常が、明日にでも簡単に崩れてしまうこともある」
という、大切なことを教えられました。
例えば、こちらのブログの旧版の分類にあった乗用車の世界では、以前はノーマルバイアスタイヤ、フェンダーミラー装着のマニアルミッション車が日常でしたが、いつの間にかラジアルタイヤ、ドアーミラー、オートマチックといった、それぞれスポーツカー、外車、高級車の装備品であったものが普通の乗用車でも当たり前に見られます。
そして、これまでも阪神淡路大震災のような災害で日常が一瞬で非日常になったこともありましたし、これから先は、親しい人ともやがて会えなくなるということも、間違いなく起こります。
今、警備員として駐車場の車両誘導やお客様の案内業務に入っている葬祭会館のロビーに貼られていたポスターに、
先立って逝った父へ、私が後悔している十のこと
(中略)
明日は当たり前に来るものだと思っていた。
(後略)
とありました。意味が違うかもわかりませんが、明日は当たり前に来ると思ってはいけない。ありきたりの今日を迎えられていることは大切でありがたいことですね。
いつもありがとうございます。 木田英夫
しなの7号
移行作業中に思いがけない展開があって、予定どおりに移行ができるか一時期は危ぶまれる状況に陥りましたが、完璧な状態には程遠いながらも予定どおり移行でき、やれやれです。
おっしゃるように自動車の世界も、自分が運転免許を取得した時代とは比較のしようもないほどの変わりようです。あのころに手の届かなかった装備は標準になり、あるいはすでに過去のものとなり、より新しい技術にとって代わられました。それだけでなく環境負荷の小さいエコカー、自動運転など自動車に求められるものがまったく変わってきましたね。
身近な人の死が、今日と同じ明日が当たり前に来るとは限らないと思うきっかけになる人は多いでしょうね。私は50歳を過ぎたあたりから、めっきり両親が年寄り臭くなったように思えてきて、実家へ帰って両親にあと何回会えるか?話しておくことはなかったか?聞いておくことはないか?そんなことを思うようになりました。それよりそう思う自分の終焉が明日かもしれない。近年はそんなことも普通に思っています。そうすると、ありきたりの今日を迎えられていることは大切でありがたいという気持ちにたどり着きます。
なはっこ
しなの7号
この2年間ほど、自粛などもありまして出掛ける機会が激減して犬糞看板に出会う機会がなくなってしまいました。これから画像が溜まるまでお待ちください。申しわけございません。
なはっこ
わたしも外出自粛の日々でしたので、手持ちのネタは多くございません。お気にされませんよう。日常のことを伺えれば充分です。
しなの7号
そういえば久しぶりに連休中に岡崎市へ出かけたときに、違うデザインの犬糞看板に遭遇しました。これから出かけられるようになって、ある程度画像が増えてからUPしますね。
オレンジ快速
「しなの7号」様も驚かれましたように青色の機関車(直流)しか走ることのない線をまず赤い電気機関車が走るというのは自分も信じれなくて見たときに目が点になりました。
しなの7号
今後ともよろしくお願いします。移行されなかった記事埋め込み地図を差し替える作業を少しずつ進めてきまして、昨日までに大部分の地図が表示できるようになりました。
中央西線に入ってくる赤い電機には強い印象を受け、まだ日常の風景として受け入れられないくらいです。それに、赤・青・銀のどれが来るのかというのもお楽しみです。(まだ銀釜は見れてません。)