【1460】 「犬のフン…の看板」その後(8)

ひさしぶりに、このシリーズの続編を投稿します。 
日々の暮らしの中で本来の目的地までの徒歩ルートを変えてみたり、あるいは旅先や買い物で出かけた街で歩いているときに、犬糞看板にいくつも出くわしました。これまで、このシリーズを続けているうち、「やくも3号様」が、こうした環境美化看板などを製作している会社(以下「M社」とします。)のオフィシャルサイトのなかに、カタログページがあることをコメント欄からご教示くださいました。そのM社のカタログページを閲覧したところ、見覚えのある看板だけでなく、まったく見たこともない犬糞看板が多数掲載されていました。個々のデザインごとに製品名が付されていることもわかりましたので、これまでのように撮影した画像を「恥ずかし犬」「自分で後始末のできるお利口さんの犬」「よい香りを発するフンをする犬」「ふてぶてしい犬」「糞尿犬」などと勝手に命名して区別する必要がなくなり、製品名で管理できるようになったのは大きな進歩???とはなかなかなりません・・・。今回からは、M社のカタログ上にあるデザインの看板に限り、そこに記された製品名を記載することにしました。

🔶【1417】ブログ内シリーズ記事リンク集(鉄道模型・コレクション・その他編)に、過去の「犬のフン…の看板シリーズ」記事へのリンクが貼ってあります。

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鳥が寄ってくるくらいだから「よい香りを発するフンをする犬」と勝手に名付けていた看板は、カタログによれば「あと始末・ワン(1)」という製品名でした。
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この「あと始末・ワン(1)」は以前に瑞浪市、岩倉市、瀬戸市の目撃例をアップしていますが、この土岐市版は初めての掲載です。

カタログを見ていくと、かなり多くの製品名に区分されていることがわかりました。犬の飼い主に糞尿の始末や放し飼いなどマナーを呼び掛ける看板に限っても、この「あと始末・ワン」のほかに、「犬のフン」「迷惑・ワン」「犬の立て札」「パステル・ワン」「ブル」「犬と猫の立て札」「イーゼル・ワン」「犬と少年」「犬の散歩」「ワイマラナー」「トイレ・ワン」「お忘れワン」「レインボー・ワン」「パール・ワン」「ワン・プラカード」「犬とマナー」「リード・ワン」「ノーリード」「犬と少女」「犬猫の迷惑」「ポイ捨て・ワン」「公園・ワン」と、デザインや用途によって分類されていました。

下に、過去の記事で既出の看板を4枚再掲載しました。
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上段左:犬の散歩(2)・・・・・稲沢市の例
上段右:ワン・プラカード・・・・岩倉市の例
下段左:犬とマナー(1)・・・・瀬戸市の例
下段右:ワイマラナー(2)・・・春日井市の例
と、分類ごとに製品名が付いています。

製品名ごとに(1)から付番され、同じ用途に使用する異なるデザインの製品が複数種あることが多いようです。たまたま、「あと始末・ワン」には(1)だけがカタログに掲載され(2)以降の掲載がありませんでしたが、(2)は廃版になって(1)だけ残ったのでしょうか???

こうしてカタログを見てしまうと、その気で歩き回りカタログ記載の製品全部を見つけようとしているのではないかと思われなくもないですが、限られた範囲での実地調査しかする気はありません。あくまでも犬糞看板は出歩いた先で目に留まったモノの一つに過ぎず、見たことのないデザインの看板に偶然に出会うこと自体が徒歩旅や街中探訪の楽しみを増してくれる・・・それだけで十分なのだと思っています。

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「犬のフン禁止」の警告文がある看板は、勝手に「脱糞禁止看板」と呼んでいたのですが、これはそのうちのひとつです。これがカタログ上の製品名「犬のフン(2)」です。以前に塩尻市、高島市で設置された例を掲載していますが、この小牧市版は初出です。この「犬のフン(2)」によく似ているものの、犬の向きが左右逆になってオシッコもしている看板との比較画像を以前アップしました。下の画像の左側がそれです。(右の高島市版とも再掲)
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左側の犬を「糞尿犬」と名付けていましたが、カタログ上では「犬のフン」シリーズではなく「迷惑・ワン」という製品名になって掲載されていました。警告文が「犬のフン禁止!」でなく「迷惑です!!」となっており、しかもオシッコもしているので別名になっているのでしょう???

「犬のフン」とネーミングされたシリーズには(1)~(9)・(10)-2・(11)まで11種類もカタログに掲載がありました。なぜか「(10)」がなく「(10)-2」となっていましたので、もともとあった(10)がマイナーチェンジされて廃版になったのかもしれません??? このようにカタログにない「あと始末・ワン(2)」以降とか「犬のフン(10)」は、ホントに存在したのか??? 存在したのなら、どのようなデザインだったのか気になりますが不明です。

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「自分で後始末のできるお利口さんの犬」と名付けていた看板の製品名は「犬の立て札(1)」でした。「犬の立て札(1)」は、「鈴鹿支局特派員」様からいただいた三重県鈴鹿市内の公園にあった画像をアップしたことがありますが、後になって私も同じ仕様の看板を稲沢市内で発見できました。
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ところで、この「犬の立て札(1)」と同じ内容の警告文が書かれた立て札がデザインされながらも、描かれた犬種が違う看板が、これまでに北名古屋市・小牧市・あま市にあるのを発見しています。
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画像右は看板の下部が土に埋もれて設置者名がわかりませんが、あま市内で見つけたものです。
カタログには「犬の立て札」シリーズが(1)~(6)まで掲載されていますが、このデザインの看板はカタログ上には見当たりませんでした。描かれた立て札の形状と書かれた警告文言とフォントが「犬の立て札(1)」に酷似していることから、他社製品の可能性は低いと見ましたが???。

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カタログに掲載がなくても、新規デザインの看板である可能性もあるのです。M社のオフィシャルサイトには、新規デザイン掲載ページがあったのでした。現時点で、たとえば「犬のフン」シリーズは(12)~(14)が新規デザイン掲載ページに掲載されていました。下は犬山市で見た「犬のフン(12)」です。
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自分で後始末をする犬にスポットライトが当たっています。こうした新作が出てくる陰で今後廃版になっていくものがあり、それらはいずれ絶滅危惧種になっていくのでしょう。
ちなみに、上に掲載した北名古屋市・小牧市・あま市にあった「犬の立て札(1)と同じ内容の立て札がデザインされながらも犬種が違う看板」は、新規デザイン掲載ページにも掲載されておらず、見かけた3例とも経年劣化が見られましたから、カタログ落ちした廃版製品かなと思ったりもします???

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続いて、この3年ほどの間に発見したカタログに掲載されていた看板を掲げていきます。

下の2つはどちらも製品名「パステル・ワン(1)」です。
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春日井市と津島市で発見しました。
「パステル・ワン」シリーズには、ほかに(2)がありますが、両者は非常によく似ています。その「パステル・ワン(2)」は、以前にいなべ市の画像をアップしていますので、下に再掲しておきます。
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「フンは持ち帰ろう」の文字色と、下の警告文が(1)では「飼い主は責任を持ってフンの始末をしよう」となっているのに対して(2)では「きれいなまちはマナーから」になっているのが大きな相違点ですが、デザインをよく見ると、まだ違いがあります。
「パステル・ワン(2)」の犬だけリードでつながれているのです。放し飼いはいけないだろうという突っ込みがあって(2)ができた???かどうかは不明です。

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今回は以上です。続編を後日アップします。

この記事へのコメント

  • 旭日

    こんにちは。いつからか判りませんがずっと拝見しています。コメントもしたことがありますが名前を忘れたので旭日といたします。
    一点だけ申したいことがあり、オリジナル画像に対し、近年以降に大きなコピーライトを入れられておりますが、人間は当方も管理者さんも、世界中の生きているひと全て、誰しも永遠に生き続けることは不可能です。
    後代への貴重な記録として、もっと大きな視点で、以前のように、大きなコピーライトを入れないような対応にしてくだされば、画像も見やすくなり、後代への貴重な記録として、より画像たちが生き続けられやすいのでは、と考えるのです。当方もツイッター等でオリジナル画像を上げたりしておりますが、そういうスタンスですからコピーライトは一切入れておりません。
    以上のことは当方の見解ですし、実際の対応は管理人さんの判断ですので、今回のコメントでは当方のニュアンスさえ伝わればそれで満足です。ありがとうございました。
    2023年01月12日 13:39
  • 管理人しなの7号

    旭日様 
    ご意見ありがとうございました。
    かつてはブログの割当容量が小さかったので、投稿画像のサイズを最小限に縮小して長期のブログ継続に備えておりましたが、数年前に改善されたこともあって、少しではありますがサイズアップしました。その時点から、必要に応じ画像に透かし処理を加えています。
    一方、これまでもブログ内容二次使用のご依頼に対しては、公開の際の趣旨・方法等が一般に誤解なく適正に伝えていただけることを確認させていただいたうえで、ウェブサイトのみならずテレビ・ラジオ・書籍・社内誌などに画像・映像・音声・資料等の提供に応じてまいりました。それゆえ、必要な情報は後世に伝わっていくものと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。ご意見は今後の参考にさせていただきます。
    2023年01月12日 15:48
  • kei

    こんにちは。
    はじめまして。
    私の父も元国鉄職員で、先日実家の荷物整理をしていると、以前しなの7号様がブログに書かれていました封印紙が出てきました。他にも初めて見るような品もあり、機会がありましたら是非見ていただきたいです。
    2023年01月13日 19:19
  • しなの7号

    kei様
    コメント投稿ありがとうございます。「封印紙」のことは、
    【432】締切車と封印
    https://shinano7gou.seesaa.net/article/201311article_6.html
    で書いていますが、鉄道で使う封印紙がどんなもので、何のために使ったかわかる方は少なくなってしまったと思います。比較的大きな駅で小荷物の部署におられた方か、車掌区で荷扱列車に乗務していた方なら、常時使用するものなのでお手元に遺されていたのでしょう。
    また見せてください。
    2023年01月13日 21:22
  • kei

    返信ありがとうございます。
    よろしくお願いします。
    2023年01月13日 21:32
  • やくも3号

    しなの7号様 こんばんは。

    新たなにカタログを拝見しますと、ペットマナーの看板のラインナップがさらに増えたような気がしますが、いかがでしょうか。
    金型をこしらえて作るものとは異なり、コンピュータから出力する製品ですから、種類豊富にするのは容易なのかもしれませんね。

    従来の線画に加えて、パステルタッチで立体的なものが出てきたようですが、これはゲーム機が進化に伴ってグラフィックが2Dから3Dに進化してきたようなものでしょうか。

    自分の糞を始末できる犬さんを見て、「これくらい賢かったら散歩に出る前に自宅トイレで用を足せないものか」などという現実的なことを一瞬考えました。
    そういえば中学一年生の時に芥川龍之介の蜘蛛の糸を読んで「蜘蛛の糸が人間の荷重に耐えられるわけがない」と感想文に書いて先生に叱られたことを思いだしました。
    振り返ってみると、当時から夢も空想感も文学的センスもファンタジーもへったくれもなく、現実的な考えしかできないまま図体だけが大きくなった現在の自分を恥ずかしく思うことになりました💦
    2023年01月17日 22:44
  • しなの7号

    やくも3号様 こんばんは。
    今さらですが、カタログページの存在をご教示いただきありがとうございました。
    小学生のころ、誠文堂新光社の客車貨車ガイドブックに出会って旧形客車の分類ができるようになったときに匹敵するほど?役立ちました。しかし次々に新形式や廃形式、改造・編入が繰り返されていく鉄道車両同様に、看板も新製品や廃版、改変版が出てきますので、奥が深いように思います。
    おっしゃるように新製品は表現が立体的であったり、緻密な表現になってきているようで、進化が感じられます。犬も進化して出かける前には家でトイレに行く習慣がつくとよろしいですが、飼い主に似ると言われる犬のことですし、飼い主のほうが進化しなければなりません。そういう私は、犬糞看板の分類などしているようでは、客車貨車ガイドブックで旧形客車の分類していた小学生のころから比べれば、進化どころか退化が著しいのは明らかで、現在の自分を恥ずかしく思うわけです。(が、夢も空想感も文学的センスもファンタジーもへったくれもない日常生活のなかにあるものをテーマにした記事は今後も進めてまいります。)
    2023年01月18日 19:38

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