前回に続いて「黒かりんとう」(「黒糖かりんとう」とも言います)の話です。
・売価100円(税込108円)以下の商品に限る
・「黒かりんとう」に限る
というルールを設けて、買い物に行ったついでに購入した黒かりんとうの袋の画像(表だけ)をアップするとともに、袋の裏面に記載された販売元や製造元、内容量など転記し、それらを比較しながら、わかったことなどを書いています。なお私は味覚音痴なので、「かりんとう」本体の味の比較や形状の比較はしていません。袋の裏面に記載された内容量と購入日付と売価、購入店名(支店名等は省略)は記録しています。
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前回は「山脇製菓(株)」・「山田製菓(株)」製造の黒かりんとうと、「ラ・ムー」などを展開する大黒天物産(株)のPBブランド「D-PRICE」商品(製造所不明)について書きました。
次は埼玉県戸田市の「金崎製菓(株)」製造の黒かりんとうです。
左・購入データ:2022.9.27 ¥98 Vドラッグ 内容量:60g
右・購入データ:2022.10.23 ¥105(内税) スギ薬局 内容量:135g
左はドラッグストア「Vドラッグ」のPBブランド「V-チェック」商品です。ここではふつうの犬糞型?黒かりんとうが100円以内では見当たらず、丸い形の便秘型?の商品名「黒まるかりんとう」を購入しました。袋の裏に「製造者 金崎製菓(株)」とありました。内容量が60gと、かなり少ないのが気になりましたが、丸形にするためのコストのためなのでしょうか?。
右はドラッグストア「スギ薬局」のPBブランド「Sセレクト」商品です。こちらも袋の裏に「製造者 金崎製菓(株)」とありました。
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続いて愛知県豊橋市の「(株)夏目製菓」製造の黒かりんとうです。
購入データ:2019.9.3 ¥98 イオン 内容量:150g
購入データ:2020.6.17 ¥98 マックスバリュ 内容量:150g
左右ともイオングループのPBブランド「TOPVALU」商品で、購入店も時期も異なりますが、両者とも販売者「イオン(株)」・製造所「(株)夏目製菓」でした。袋のデザインは違っており、左はピンクの「TOPVALU」、右はロゴが黄色の低価格「TOPVALUベストプライス」商品です。(「TOPVALU」にはコンセプトが異なる4つのブランドがあります。)内容量・売価とも同じなので、「TOPVALU」内のシリーズ体系が変わったのかもしれません。JANコードは違っていました。
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(株)夏目製菓が製造した商品は、イオングループの店舗以外にも置いてありました。
左・購入データ:2022.3.20 ¥98 クリエイトSD 内容量:130g
右・購入データ:2020.3.27 ¥105(税込)B&D 内容量:137g
どちらもドラッグストアにある均一菓子コーナーのシリーズ物で、その企画や卸をしている会社が販売者になっているようです。
左は「みんなのおやつ」シリーズで、袋裏面の表示は「販売者(株)モントワール」「製造者(株)夏目製菓」となっていました。
右は「ベストチョイス」シリーズで、袋裏面には「販売者(株)クリート」「製造者(株)夏目製菓」とありました。
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別の製造元の製品に移ります。
左・購入データ:2020.6.1 ¥98 ディスカウントドラッグコスモス 内容量:135g
右・購入データ:2022.2.15 ¥78 業務スーパー 内容量:110g
左はディスカウントドラッグコスモスのPBブランド「ON365」の商品で、袋裏面には販売者名が記載されていませんでしたが、製造者は東京都板橋区の「東京カリント(株)」で、本社所在地のほか、製造所として埼玉県川越市の所在地が書かれていました。
右はこれまでには出てきていない製造販売元のかりんとうで、製造者は東京都西東京市の旭製菓(製造所は埼玉県深谷市)・販売元は兵庫県たつの市「(株)わらいや」となっていました。「(株)わらいや」は、オフィシャルサイトによると、菓子卸や商品企画販売会社のようです。
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均一菓子コーナーのシリーズ物には、上の画像左(「ON365」)と同じ「東京カリント(株)」製の商品が、ほかにもありました。
左・購入データ:2020.3.23 ¥100(当日は10%引きの日で¥90)
フレッシュマーケットワンダー 内容量:135g
右・購入データ:2020.5.17 ¥107(税込) DRUGユタカ 内容量:135g
左は「生活志向」シリーズで、袋裏面の表示は「販売者 三菱食品(株)」「製造所東京カリント(株)群馬工場」となっていました。購入店フレッシュマーケットワンダーは岐阜県瑞浪市にあるスーパーです。
右は「自然味良品」シリーズ。袋裏面の表示は「販売者(株)エヌエス」「製造者 東京カリント(株)群馬工場」となっていました。
「ON365」の商品では東京カリント(株)の製造所が埼玉県川越市であったのに対して、この「生活志向」と「自然味良品」のの商品では、製造所が群馬工場(群馬県富岡市)ということで、同じ製造者でありながら製造工場が違っているようです。
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以上ですが、約3年間のタイムラグがあるので、一律な条件での比較ができていないことをご承知おきください。特に昨年以降諸物価が高騰しましたので、一見同じパッケージであっても内容量や販売価格が変わった製品がかなりあるのだろうと想像します。そこで、上の「自然味良品」シリーズについて約2年半ぶりに同じ商品を購入してみました。
同じデザインの袋、同じ価格で売られていましたが、内容量が少なくなっていることがわかります。特に売価が決められた均一菓子はこういうことにせざるをえないのでしょう。
さらに時が流れ、今月に入って菓子売り場にある「自然味良品」シリーズの袋デザインが一新されていることに気付きました。
購入データ:2023.5.1 ¥98 GENKY 内容量:100g
「販売者(株)エヌエス」「製造者 東京カリント(株)群馬工場」は、変更がないながらも、この画像の左下に「100g」と印刷され、内容量がさらに少なくなったこともわかります。もっとも、かりんとうが大粒になって、商品規格が変わっているようにも思えますので、単純な比較をすべきでないのかもしれません。
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身の回りのモノを減らすことにしていますので、この画像にある袋は撮影して食べた後にすべて廃棄していますので現存しません。
この記事へのコメント
やくも3号
こんにちは。
かりんとうにも、黒丸型や細型があるのですね。では、濡れおかき同様『濡れかりんとう』、そして『練りかりんとう』『液状かりんとう』といったものはあるのでしょうか?もしあれば、黒丸型→細型→練り→液状と道端に順番に並べて、犬の腹具合を表現してみたいです。
しなの7号
かりんとうには、形状や色の違う製品はあるにしても、水分を含んだ製品というのは???
犬の腹具合を表現するには練チョコなど他の菓子を使ったほうが手っ取り早そうです。