新幹線はいつの世も子供たちの人気の的ですので、遊園地や公園などでは新幹線車両を模した遊具をよく見かけます。出かけた先で撮影した新幹線遊具画像の2回めです。
▼2006年9月 静岡県焼津市内の薬局薬局の店頭に置かれていた「0系ふう」です。(951形に見えなくもないような?)
客室窓に描かれているのは、たぶんエスエス製薬の「ピョンちゃん」だと思われます。
背後に写りこんだ「痔にサブス」も気になります。この新幹線は座席が固そうなので、乗った人のためにこんな看板が掲出されている?
▼2008年3月 岐阜県美濃加茂市 日本昭和村これも「0系ふう」ですが、自動車のようなハンドルがあることが不思議です。
▼2008年3月 岐阜県美濃加茂市 日本昭和村日本昭和村には100系ふうも配置されていました。グリーン車の表記があります。100系先頭車にグリーン車とは???とも思いますが、まあいいでしょう。グリーン車にしてはかなりくたびれているようで、先頭部パーツが黒色の粘着テープで補修してあるのがなんとも…
なお、撮影場所「日本昭和村」は、現在ではリニューアルのうえ「ぎふ清流里山公園」に名称変更されています。
▼2006年10月 長野県飯田市 飯田市立動物園日本昭和村にあった100系の同型車を2006年に飯田市立動物園でも見ていました。やはりグリーン車の表記があります。
▼2010年11月、再び長野県飯田市 飯田市立動物園4年後に再訪した飯田市立動物園に100系は健在で、グリーン車の表記もそのままでした。その運転室の様子です。さすがに自動車のハンドルふうの機器はありませんが、青いレバーがある方が運転席だとすれば、右運転台ということになるのでしょうか!!
▼2015年10月 愛知県刈谷市 刈谷ハイウェイオアシスこの顔は300系に違いありません。それも運転室窓形状から試作編成であることが明らかです。ところが、国鉄時代の100系にあった赤いNS(New Shinkansen)マークのような表記があるではないですか!! 300系はJR世代ですから…???
JR移行後もNSマークは時刻表で「2階建」を示すマークとして使用されていましたが、300系に2階建車両はありませんし・・・しかし、車体の書かれたマークをよく見るとNSマークとは左右関係が逆転しており、NSとは読めません。(ΖИ?) 意図的に変えているのかもわかりませんが、NSマークが車両に掲出された期間は国鉄末期のかなり短期間ですし、知っている子供はほとんどいないような気もするのですが・・・どっちにしても300系自体今となれば、子供にとっては遠い過去の車両という感覚なのだろうと思います。
窓上にマークがあること、大きさ、台車の形状から、前出の100系と同じ遊具メーカーのモデルチェンジ版ではなかろうかと想像します。
▼2023年2月 愛知県小牧市 イオン系ショッピングセンター
これも300系っぽいですが、「SR2000」とは何のことか新幹線音痴の私にはわかりませんでした。
こちらは同日撮影した「SR2000」運転室。回転式のマスコンハンドルがあって、速度計は300㎞/hまで。
▼2016年6月、またまた長野県飯田市 飯田市立動物園時代が移れば、実車も遊具も新型に変わっていきます。
「N700」のロゴもリアルなら、編成記号「Z1」まで入っていて、たかが子供相手の遊具だと馬鹿にできないほど造形や表記がリアルになってきたものと感心します。
この記事へのコメント
やくも3号
SR2000についてですが、またいつものように犬糞看板のときと同じくガサガサとネット上を歩き回り、メーカーのホームページ(のアーカイブ)を見つけました。
https://web.archive.org/web/20160830183317/http://www.am-hope.co.jp/product/kiddie_ride/006.html
2017年頃に会社は消滅したようですが、もとをたどれば、昭和30年頃には軽自動車を生産してダイハツなどとしのぎを削っていたホープ社だったとわかり、驚きました。ということは、スズキのジムニーの原型をつくったのもこの会社です。
そういえばこのところ、デパートや遊園地の遊具には乗れていません(当たり前だ)
しなの7号
お調べいただきありがとうございます。
軽自動車メーカーだった会社が、こういう遊具を作るようになっていたのですか。単にホープ社という名前を聞いても私は軽自動車を想像することはできませんでした。
木田 英夫
951形の件ですが、子供の頃、小学生の頃ですが「山陽新幹線」として紹介されていたことを思い出しました。長めの先頭車、ヘッドライトの後ろのカバー(出っぱり?)、大きな窓…等が印象に残っています。結局山陽新幹線にはデビューすることなく先頭車2両で終わりましたが、量産化されていたらどんな形になったかなと改めて考えてしまいました。
そして300系の運転席の「定員:子供2名」の表示。時節柄子供の乗り物でも定員厳守がやかましく注意されるのでしょうか??。3人兄弟の子供が一度に乗ろうとする。お父さんが子供を膝の上に抱いて乗る。注意書きがなくても見れば無理だと思いますが。
今回も遊具と余り関係のないことで申し訳ありません。木田英夫
しなの7号
窓部分の青い塗分けが、ボンネット部分まで長く伸びていて、かつ広い窓なのが951系に近いなと思ったのです。951形~961形~962形~200系という流れから量産車を想像すると、200系に近い外観と内装でしょうか???
「定員:子供2名」の表示は「大きいお友達」が乗ることを意識してのことでは???(自分は乗ってません)