【1499】 変なコレクション27: ミルキーの紙箱

昔からある不二家のキャンディー「ミルキー」
ペコちゃんポコちゃんは皆さんご存じかと思います。
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▲上の画像は現在販売されている4種類の箱のうちのひとつです。
私は近在のスーパーやドラッグストアにはよく出没するのですが、案外菓子売場にはミルキーの大袋入りしか置いてなくて、箱入りが置いていない店舗が多くなりました。けれど、箱入りミルキーは百均店舗で「2個で100円」の菓子コーナーでは健在です。
現在販売されている4種類の箱には、それぞれの箱の表裏両面にデザイン違いのペコちゃん又はポコちゃんがデザインされていますので8種類の箱絵があることになりますが、そのうちポコちゃんは1種だけで、あとはすべてペコちゃんになっています。

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▲中央より左側4つが箱の表面・右側4つがその裏面

箱の表にペコちゃん・裏にポコちゃんが描かれているのが古くからのパターンでした。
▼下は古いミルキーの箱です。
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左下に10粒50円という表記が見え、税別税込みの区別も表示されていませんので、消費税導入前の昭和末期ごろの箱のように思えます。箱のデザインはあまり今と変わっていないように見えますが、時とともに微妙な仕様変更が見られます。現行商品と大きく違う点は箱のサイズです。箱が縦長になっているために「Milky」の文字がペコ・ポコの頭部に重なっていません。

▼その後、オープンプライスということで価格表示がなくなった箱です。
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この時点で内容量が7粒に減っています。現在はさらに減って6粒入りです。
内容量が減ったことによって、50円定価表示時代より箱が少し小さくなったにもかかわらずペコ・ポコの顔は大きくなりました。その結果、白抜きの「Milky」の文字がペコポコの頭部に重なっています。これが今日まで続いています。
リサイクル表示(紙・プラ)や賞味期限の表記はまだ見られません。(賞味期限の表記は、のちに包装フィルムに表記される時期を経て、現行の箱底面に直接表記されるようになります。)

ところで、不二家オフィシャルサイトによれば、ミルキーは1951年から発売されているとのこと。
▼初期の復刻デザインの商品が発売されていたことがありました。
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初期のペコ・ポコの顔は今となっては時代を感じさせるものです。
その人相の移り変わりを見ていきましょう。
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一貫してペコちゃんの髪型と衣装(黄色のシャツと紺色のオーバーオール)、そしてチョット舌が出した表情は変わっていません。
それでも鼻・目・耳や頬の表現は時代とともに微妙な変化が見られます。

続いてポコちゃん▼
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ポコちゃんは当初は帽子を着用していました。のちに帽子の形状が変わり、現在発売中の箱絵では帽子がなく髪型も違っています。ポコちゃんの衣装はペコちゃんのような一貫性がなかったみたいですが、現在はペコちゃんとペアルックになりました。ペコ・ポコともに眉毛の表現がないのは現在まで同じかと思えば、現在のポコちゃんには片方だけに眉毛らしき表現がありました。
そもそもポコちゃんはいつも箱の裏面に描かれていてペコちゃんより影が薄い印象を受けます。前述のように現在も4種の箱のうち1つの片面にしか登場しません。
時代によっては、箱の裏面からポコちゃんが姿を消してしまい、プレゼント応募要領などが書かれたスペースになったことがありました。
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ポコちゃんが消えていた上の画像の箱は、賞味期限の表示から2011年ごろ製造されたものと推定できますが、そのころには派生商品「ココアMilky」がありました。
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この箱の裏面にもポコちゃんはいませんでした。
同時期の赤箱ミルキーが7粒入りだったのに対し、こちらは6粒になっていました。この「ココアMilky」は現在の商品ラインナップにはないようですが、こうした味違いのミルキーは大袋入りミルキーではいろいろ種類があるようです。
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すべて10年以上前に購入したものですが、袋入りは収集対象にしていませんでしたので、画像もこれがすべてです。今のオフィシャルサイトには、このバナナミルキーといちごミルキーは掲載されていません。しかしペコちゃんを前面に出した不二家商品はミルキーチョコレートをはじめとしてバラエティが豊富です。

この記事へのコメント

  • やくも3号

    しなの7号様 こんばんは。
    サザエさんしかり、コルゲンのケロちゃんしかり、ペコちゃんも時代に合わせてマイナーチェンジをしているようで、クルマと同様、初期のデザインのものをみるとずいぶんといにしえのものを見ている感じがします。
    一時期、コカ・コーラが配合をモダナイズして味が変わりましたが、そのせいで人気が落ち、”クラシック”なる名前で以前の味付けを復活させ、現在はそちらが本流に戻ったと聞きました。
    ミルキーは味付けはどうでしょうか。現代の子どもはあまり強烈に甘いものを好まなくなったようですから、現在の製品は甘さを控えて”味変”されているのでしょうか。

    さいきん、5個入だったはずの薄皮のパンが4個入りになってしまいましたが、その代わりにたまごやポテトサラダが入ったものなど、バリエーションが増えて、スーパーに行く楽しみが出てきました。
    2024年02月29日 00:07
  • しなの7号

    やくも3号様 こんばんは。
    そうですね。 サザエさんやケロちゃんも初期とはイメージがかなり変わりました。自分がそう思うものとしては、きかんしゃトーマスがあります。原作の絵本に始まって、テレビ放映された模型の実写版~3DのCG版~現行2Dアニメと、時代とともにまったく別物のように変わっていきました。トラディショナルなキャラとして認知されているキャラの多くは、おそらくどれでも嗜好の移り変わりや流行に沿って、また技術革新によって確実に変化していると思われ、そこが興味の対象になったりもします。

    スーパーのパンといえば、最近ヤマザキ(不二家は山崎製パンの子会社)からミルキーコッペパンなるものが発売されたので購入しました。白っぽいパンにミルキー味のクリームがサンドされていて、まちがいなくミルキーの味であることくらいは味覚音痴の私にもわかりましたが、本体のミルキーの味が、長年にわたる販売期間のなかで、どう変わったのか、それとも変わっていないものなのかについてはわかりません😓
    2024年02月29日 19:40

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