不二家のロングセラー商品「LOOKチョコレート」の続きです。
チョコレートよりそのパッケージに興味を持って、スーパー巡りを始めた2000年前後から10年ちょっとの期間を中心として、菓子売り場でその移り変わりを見て新製品を見つけるたびに買って紙箱を保存していました。
前回まではLOOKチョコレートの標準的な「4種類のクリームが3個ずつで計12個が紙箱に入っているアラモードタイプ」の紙箱画像をアップしましたが、今回はそれ以外、つまりクリームが4種類ではなかったり、個数が違ったり、チョコレートの形や箱の形が違うといったものが中心となります。
◆以下に表記した年月はすべて箱に印刷された「賞味期限」であって発売時期や購入時期ではありません。
◆収集したのは「紙箱」だけで、袋入りなどは対象としていません。
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LOOKチョコレートアラモードでは、時代が移り変わっても4つの味のうちストロベリーは消えることなく継続されているようでした。その人気によるものなのか、12個すべてがストロベリーというLOOKに幾度か出会いました。
【LOOK画像16】▲▲上段左:(賞味期限不明) ストロベリークリーム
▲▲上段右:(賞味期限不明) ストロベリークリーム
▲下段左: 1999年3月 ストロベリー工房
(苺ミルク・ストロベリークリーム・女峰苺ジャム)
▲下段右: 2009年12月 ストロベリークリーム
上段の2つは、賞味期限が箱に印刷されていない時代のものですので、正確な流通時期は不明です。そのうち上段左のほうには100円という定価表示があり、税別税込表記がないので消費税導入前の昭和末期か平成初期のモノと推定します。
このなかで、下段左(1999年3月・ストロベリー工房)だけは、12個すべてがストロベリー素材ではありながら、「3種類のクリームが4個ずつ」になっていました。アラモードの「4種類のクリームが3個ずつ」という規格とも違います。
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ストロベリーは前回の【LOOK画像11】のパフェ・ア・ラ・モードでも人気だったようで、12個すべてがイチゴ系パフェというLOOKが複数ありました。
【LOOK画像17】▲▲上段左:2000年1月 ストロベリーパフェ
▲▲上段右:2003年4月 苺のパフェ
▲下段左: 2013年8月 あまおう苺の生クリームパフェ
(あまおう苺ソース+バニラホイップクリーム純生クリーム入り)
▲下段右: 2012年6月 ストロベリーパフェ
(ストロベリーソース+パフェクリーム)
「パフェ」を名乗るようになったのは、クリームとソースの二層構造になったからかなとも思いますが、パフェを名乗らずとも二層構造のLOOKは存在するので、よくわかりません。
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下の画像の上段もストロベリー関連の続きです。
【LOOK画像18】▲▲上段左:2010年8月 ストロベリーラテ
(ストロベリーソース+コーヒークリーム)
▲▲上段右:2012年8月 つぶつぶいちご
(れん乳ソース+つぶつぶいちごクリーム)
▲下段左: 2012年6月 プリンパフェ
(カラメルソース+パフェクリーム)
▲下段右: 2012年9月 ネクターピーチ
(ピーチクリーム)
ネクターピーチ以外は二層構造です。不二家ネクター自体はロングセラーでしたから、LOOKチョコレートとのコラボ商品が企画されたのでしょうが、発売期間は一時的だったようです。
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【LOOK画像19】▲▲上段左:(賞味期限不明)ピーナッツバター
▲▲上段右:2002年4月 マロンシャンテリー
(マロン+ポイップクリーム)
▲下段左: 2000年1月 ブルーベリーチーズケーキ
▲下段右: 2001年1月 ブルーベリーチーズケーキ
下段左右は同じブルーベリーチーズケーキですが、1年で箱絵が一新されています。
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【LOOK画像20】▲▲上段左:2002年10月 木苺のムース
▲▲上段右:2003年12月 バナナのヨーグルトムース
▲下段左: 2004年2月 メロン&バニラムース
(メロンソース+バニラムース)
▲下段右: 2004年3月 パッションフルーツヨーグルト
2002年あたりから2年間くらいは、箱絵デザインが統一されていたようで、【LOOK画像20】の上段左「木苺のムース」から下の【LOOK画像21】の下段左「バナナのショコラパフェ」まで、すべて配置が似ています。
【LOOK画像21】▲▲上段左:2004年8月 メープルプリン
(メープルシロップソース+プリンフレーバーのムース)
▲▲上段右:2004年8月 メープル紅茶
(メープルシロップソース+紅茶ムース)
▲下段左: 2004年12月 バナナのショコラパフェ
(ショコラソース+バナナクリーム)
▲下段右: 2006年3月 オレンジ
(オレンジソース+ヨーグルトムース)
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【LOOK画像22】▲▲上段左:2009年1月 夏ミカン
(瀬戸内産夏ミカンソース+夏ミカン味クリーム)
▲▲上段右:2004年8月2009年11月 ナッツ
▲下段左: 2011年3月 ニューヨークチーズケーキ
▲下段右: 2011年12月 石臼挽き抹茶あんみつ
(抹茶クリーム+あずきソース)
上段右「ナッツ」(2004年)を除き2010年前後の商品ですが、意外性がある製品ばかりです。それに、ただのチーズケーキでなくて「ニューヨークチーズケーキ」、ただの抹茶あんみつではなくて「石臼挽き抹茶あんみつ」で、ネーミングにこだわりが感じられます。どこにどんな特徴があるものか知識もなく、こだわりもないジジイにはわかりません。
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ここまでは12個同じ中身のLOOKチョコレートが中心でしたが、2種類6個ずつで12個入りのLOOKもありました。
【LOOK画像23】▲▲上段左:2000年7月 カカオとバニラのムース
(ガナッシュクリーム・バニラ風味のムース)
▲▲上段右:2002年6月 カカオとバニラのムース
(生チョコレート・バニラ風味のムース)
▲下段左: 2003年6月 カカオとバニラのムース
(チョコムース・バニラ風味のムース)
▲下段右: 2004年6月 キャラメルとモカのプリン
(モカソース+プリンクリーム・
キャラメルソース+プリンクリーム)
【LOOK画像24】▲▲上段左:2004年9月 ふたつのベリーのフロマージュ
(木苺ソース+チーズクリーム・
ブルーベリーソース+チーズクリーム)
▲▲上段右:2005年3月 トロピカルサワー
(パッションフルーツソース+ヨーグルトホイップクリーム・
マンゴーソース+ヨーグルトホイップクリーム)
▲下段左: 2005年8月 ショコラシャンテリー
(バニラ風味のシャンテリークリーム・
カカオの効いたシャンテリークリーム)
▲下段右: 2018年4月 2種のこだわり国産素材
(焼き安納芋・和栗金飩)
下段右(2種のこだわり国産素材)はチョコレート箱の収集をやめて5年ほどたってから、たまたま見つけて買ったものです。
【LOOK画像25】▲▲上段左:2010年8月 いちごクリームと2種のソース
(ミルクソース+ストロベリークリーム・
ストロベリーソース+ストロベリークリーム)
▲▲上段右:2013年1月 抹茶デザート
(抹茶ソース+抹茶パフェクリーム・
抹茶ソース+あずきクリーム)
▲下段: 2013年6月 チョコレート旅行記ベルギー編
(キャラメルスペキュロス・カフェスペキュロス)
ここまでが、「2種類6個ずつで12個入り」のLOOKチョコレートでした。
2013年ごろまでは、多くのスーパー・コンビニの菓子売り場を巡って、紙ラベル又は紙箱入りチョコレートの新商品を見つけるたびに買っていました。それ以降は基本的にコンビニには出入りしなくなり、スーパーは日常の買い物に行く特定の数店舗だけを利用するようになりました。今でも菓子売り場には必ず立ち寄りますが、特にディスカウントスーパーでは置いてある商品を絞っているのが普通なので、期間限定商品にお目にかかる機会は少なくなりました。それ以前に、いくら紙箱とはいっても嵩張って場所を占領するようになりましたので、これ以上コレクションの数を増やさないという方針もありました。
LOOKチョコレートの場合はたまたま2010年代に入ったころから、チョコレートの形や数が従来とは異なった規格の新シリーズが発売されるようになったこともあり、それがちょうどキリの付け時でもありました。上の【LOOK画像25】下段「チョコレート旅行記ベルギー編」というのも、新シリーズのような位置づけなのだと思われ、チョコレートは12個で従来と同じでしたが、チョコレートの形状はそれまでとは違っていました。ベルギー編のほかにも他の海外編があるのかも知りません。
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【LOOK画像26】▲▲上段左:2010年6月 カカオデザイン
(ガナッシュ・ソース&ホイップ・ジャンドゥーヤ)
▲▲上段右:2010年12月 カカオデザイン
(ガナッシュ・マダガスカルバニラ・ジャンドゥーヤ)
▲下段左: 2024年7月 Milk Parade
(サクサクミルク・ナッツ香るミルク・コク深ミルク)
▲下段右: 2024年7月 White Lovers
(サクサクホワイト・バニラ香るホワイト・コク深ホワイト)
上の4つも、それまでのLOOKチョコレートとは規格が違い、箱裏面の内容量は上段左右(カカオデザイン)は「15粒」、下段左右(Milk Parade・White Lovers)は「9粒」となっています。下段左右は昨年買ったばかりです。
4つとも、フルーツ中心の従来のLOOKではなく、【LOOK画像23】の上段2つと下段左の発展版のような位置づけのようです。3つの味ごとにチョコレートの形状や模様が異なります。上段左右(カカオデザイン)では、チョコレート「15粒」のうち3粒は横長で2つに割ることができる形状で1粒が他の2倍の大きさになっており、一見「18粒」あるようにも見えます。下段左右(Milk Parade・White Lovers)のチョコレートは、9粒とも横長です。
そして【LOOK画像26】上段左右(カカオデザイン)のあとに、ホントに小粒ばかり「18粒」入りの新シリーズ「ショコラ18(エイティーン)」が発売されました。
【LOOK画像27】▲▲上段左:2011年4月 ショコラ18
ガナッシュクリーム・トリュフクリーム・チョコレートムース
▲▲上段右:2012年7月 ショコラ18
ガナッシュクリーム・トリュフクリーム・チョコレートムース
▲下段左: 2013年1月 ショコラ18
ガナッシュクリーム・トリュフクリーム・チョコレートムース
▲下段右: 2013年8月 ショコラ18
ガナッシュクリーム・トリュフクリーム・チョコレートムース
上の4つは、2010年から2年くらいの間に発売されていて、箱デザインは似てはいますが少しずつ違います。
そのうち下段2つは、ルック発売50thアニバーサリーの表示入りです。
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【LOOK画像28】▲▲上段左:2013年4月 ショコラ18
ガナッシュクリーム・トリュフクリーム・チョコレートムース
▲▲上段右:2012年6月 LOOKやわらか
(ミルクチョコとリッチミルクチョコの二重構造)
▲下段左: 2017年8月 LOOK18 CACAO SELECT
(コクのベネズエラ・香るエクアドル・深みのガーナ)
▲下段右: 2017年8月 LOOK ALAMODE
(バナナ・ストロベリー・アーモンド・キャラメル)
上段左は、ルック発売50thアニバーサリーで企画された「LOOK×水森亜土コラボキャンペーン」デザインの「ショコラ18(エイティーン)」です。
下段は左右ともに2017年のバレンタイン用らしく「メッセージ欄」がある限定パッケージの「ルック」です。左(LOVE)は「ショコラ18」右(LIKE)は「アラモード」がベースのようです。
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LOOKチョコレートの紙箱収集は12個が紙箱に入った製品だけを収集対象としてきましたが、ここまでに、すでにその枠を外れた「カカオデザイン」とか「ショコラ18」を買っています。これらは箱の大きさがLOOKアラモード標準サイズと同じだったので惰性で買ってしまったのですが、箱の大きさやチョコレートの形状がまるで違うものは基本的には収集対象としていません。しかし実際には、旅先で乗り鉄中の非常食用として購入したり、職場近くのコンビニで職場のみんなで食べる目的で購入したものが、あと少しあるので、付属的にアップしておきます。
【LOOK画像29】▲▲上段:1999年7月 苺(5粒)
▲ 下段:2013年6月 純生クリームin
(10枚2種 チョコ・バニラ)
【LOOK画像30】▲▲上段左:2004年4月 粒栗グラッセのムース
(10粒 マロングラッセ+マロンムース)
▲▲上段右:2004年4月 角ぎり苺のムース
(10粒 乾燥苺+ホワイトムース)
前篇後篇ににアップしたLOOKのうち、この2つの「ムース」だけは名称が「チョコレート」ではなく「チョコレート菓子」でした。
▲下段左: 2001年7月 デザートルック マロンクリーム
▲下段右: 2002年3月 デザートルック レモンヨーグルト
これらも、LOOKのネーミングだけで買ってしまったものです。
収集物は何でもそうですが、一定の枠を決めておくべきです。それを超えると際限がなくなり、お菓子の箱をすべて集めなくてはならなくなるのです。そう言いつつも、いつもの生活の中にあるモノをどれだけ集めては捨てたかわかりません。このほかにも紙箱やラベルはいろいろあります。他人様が興味を示さないものであることは承知していますが、この菓子の紙箱シリーズはまだ続きます(*´Д`)
この記事へのコメント
やくも3号
いま仕事中ですが、スーパーに夜食弁当を買い出しに行って、ついでにチョコレート売り場に行ってきました。
LOOKは従来のバナナ味のやつと、新作Milk ParadeとWhite Loversがありましたので、さっそくMilk Paradeを買ってきました。
サクサクミルクは2つに折れるように折れ目が入っているのに、ナッツ香るミルクは4つに、コク深ミルクは8つに折れるようになっているのはなぜでしょうか??
感想は・・・ぜんぶおいしかった。
パスワードが・・・
さみしいというか、でも少し安堵の時間が持てるというか
しなの7号
「ルック」の名前の由来は“ペアルック”“マリンルック”などのファッション用語からきており、お洒落なチョコレートを目指したのだそうです。Milk ParadeやWhite Loversは、味ごとにチョコレートのデザインを変えて「お洒落」にしたのではないかというのが個人的見解???であります。しかしながら「LOOKはチョコレートの中にクリームが入っているもの」という自分なりの定義があったので、Milk ParadeやWhite LoversはなぜにLOOKか?という気はしています。まあ、おいしければそれでいいことなんですけど。
認証コードは、随時変えていますが、深い意味がない場合もあるし、いろんな思いが込められていることもあります。今は母が「ナース『のお世話』になろーよ」状態。 (もうその認証コードは変わっています)
やくも3号
ただの板チョコ(それこそハイクラウンをきざんだみたいな形状)で、味の区別をするために分割折り目を変えてあるのかもしれませんね。
茄子川になりましたですね。笑
しなの7号
識別のためにデザインを変えたということでしょうか。
チョコレート食べ過ぎて脂質糖質の過剰摂取にならないようご留意くださいませ。それよりも今が旬のナスビを食べましょう???