【1481】 「リニア中央新幹線」の看板

今回は品川~名古屋間で工事が進むリニア中央新幹線の岐阜県部分にあった看板の画像をアップします。 ▼2011年1月 中央本線中津川駅前のビルに設置されていたリニア中央新幹線関連の横断幕 「はやくのりたいな」という地元の期待が感じられます。10年以上前の撮影ですから今はありません。この当時は法に基づく中央新幹線の整備計画が決定される前で、その年6月に概略ルートとおおよその駅の位置が公表されています。 ▼その前年2010年7月 おおよその駅の位置が決まるまえ、中央本線恵那駅で列車から見える位置に設置されていたリニア中央新幹線関連の看板 「東濃」は岐阜県美濃地方東部(中央西線沿線)のことです。岐阜県に駅ができるのか、できるのなら駅がどのあたりに確定するのか、地元では大きな関心事だったことが想像できます。 ▼同じ場所、2012年1月の様子です。前述のように2011年6月に概略ルートとおおよその駅の位置が公表されたことを受けて、看板が「早期着工を」という内容に変わっていました。看板のデザインそのものに変化は見られません。 ▼その翌年、2013年8月、中津川市役所近くの信号交差点わき 上の恵那駅と同じような看板があるのに気が付きましたので、写真を撮りました。同じデザインだと思い込んでいましたが、後日恵那駅の看板の画像とを比較してみて、車両が違っていることと、看板設置者名がないことに気が付きました。 そして、その翌年2014年10月には品川-名古屋間の工事実施計画・着工について…

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【1480】 「新幹線」の看板

▼2006年1月 北陸本線敦賀駅前 来年春に北陸新幹線の金沢~敦賀間が延長開業しますが、これは今から17年前の敦賀駅前にあった看板です。 看板に描かれた新幹線車両は、東海道・山陽新幹線みたいな塗り分けです。撮影時点では北陸新幹線は長野までが部分開業しており通称「長野行新幹線」となっていた時代ですから、E2系らしい塗装で描かれそうな気もしますが、JR西日本エリアである敦賀市民の新幹線のイメージは東海道・山陽新幹線であったのかもしれません。それにしても正面の形状は独特で、プロトタイプが思い浮かびません。 ついでですが、一番上の画像には、奥にも看板が写りこんでいました。拡大してみると「市民の足JR直流化を推進」と読めます。描かれている電車は、画像が小さくて不鮮明ですが223系っぽく見えます。しかし2扉で中央扉がありません。扉は両開に見えますが、車端部にあることから考えると戸袋となるべきスペースが足りなさそうで、2枚折戸でないと説明できないフシギな電車であります。考えてみれば、当時敦賀では馴染みがあったであろう419系が2扉折戸でしたから、そのイメージなのでしょうか? ちなみに、その北陸本線の直流化はこの画像を撮影した年の秋に実現しています。 ▼2004年3月 紀勢本線藤並駅裏(現東口)付近 「藤並駅に特急停車を!」というメッセージはいいとして、なぜ300系新幹線なのでしょう? 撮影時点であれば283系電車が妥当な気がするのですが、「特急は速い、速いのは新幹線」であって、少なくとも西…

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【1479】 「新幹線」の遊具(2)

新幹線はいつの世も子供たちの人気の的ですので、遊園地や公園などでは新幹線車両を模した遊具をよく見かけます。出かけた先で撮影した新幹線遊具画像の2回めです。 ▼2006年9月 静岡県焼津市内の薬局薬局の店頭に置かれていた「0系ふう」です。(951形に見えなくもないような?) 客室窓に描かれているのは、たぶんエスエス製薬の「ピョンちゃん」だと思われます。 背後に写りこんだ「痔にサブス」も気になります。この新幹線は座席が固そうなので、乗った人のためにこんな看板が掲出されている? ▼2008年3月 岐阜県美濃加茂市 日本昭和村これも「0系ふう」ですが、自動車のようなハンドルがあることが不思議です。 ▼2008年3月 岐阜県美濃加茂市 日本昭和村日本昭和村には100系ふうも配置されていました。グリーン車の表記があります。100系先頭車にグリーン車とは???とも思いますが、まあいいでしょう。グリーン車にしてはかなりくたびれているようで、先頭部パーツが黒色の粘着テープで補修してあるのがなんとも… なお、撮影場所「日本昭和村」は、現在ではリニューアルのうえ「ぎふ清流里山公園」に名称変更されています。 ▼2006年10月 長野県飯田市 飯田市立動物園日本昭和村にあった100系の同型車を2006年に飯田市立動物園でも見ていました。やはりグリーン車の表記があります。 ▼2010年11月、再び長野県飯田市 飯田市立動物園4年後に再訪した飯田市立動物園に100系は健在で、グリーン車の表記…

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【1478】 「新幹線」の遊具(1)

新幹線はいつの世も子供たちの人気の的ですので、遊園地や公園などでは新幹線車両を模した遊具をよく見かけます。出かけた先で撮影した新幹線遊具の画像を2回に分けてアップします。 ▼2005年4月 名古屋市中区 丸栄百貨店屋上遊園今はなき名古屋の栄にあった丸栄百貨店屋上です。丸栄百貨店の模型売場にはよくお世話になりました。幼少時には屋上にもよく連れてきてもらいました。そのときこの遊具があったのかまったく覚えていませんが、この画像を撮影した2005年時点では、名古屋市内でいちばん昭和の雰囲気を残したデパートだったように思いました。ただ、屋上は閑散としていて、幼少時の賑わいはまったくなく、子供も同伴せずに屋上をうろつくオッサンは不審者でした。 ▼2007年5月 さいたま市大宮区 大宮総合車両センターJRおおみや鉄道ふれあいフェアで、敷地内を運行されていました。E2系を模したと思われます。 ▼2010年10月 長野市 城山動物園【86】「回想」列車・長野行1991年の画像の使いまわしで、「100系を改装したらしい」E2系です。撮影から13年経とうとしていますので、現況はどうでしょうか? ▼2011年2月 愛知県春日井市 交通児童遊園ゴーカートや自転車が走っていたコースの中に鎮座する新幹線は0系がプロトタイプでしょうか。判断がつきかねますが、鉄筋コンクリート製と思われます。反対側には踏切がありレールが敷かれているのがわかりますが、決して新幹線が動くことはありません。おそらくこの…

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【1467】 中央西線沿線の環境美化看板・警告看板(春日井市内)

中央西線のうち、新守山~勝川間にある庄内川橋梁から定光寺~古虎渓間にある愛岐トンネル内まで約16.5㎞の区間が愛知県春日井市内を通っています。その区間ではかなりの部分が生活道路と並行し、鉄道用地と道路との境界部分には、JR東海が設置したネットフェンスが設けられています。前回の記事で、春日井市内の中央西線(神領~高蔵寺間)沿線のネットフェンスに取り付けられた犬糞看板の画像を3枚載せました。犬糞が放置されるのは、公園や住宅地に近い農地、堤防など人家が途切れた道路端が多いです。鉄道用地との境界部分も、列車が止まる駅以外なら条件的に犬糞が放置されやすいだろうと想像します。ただ、これまで見た犬糞看板は設置者が「春日井市」になっているものばかりで、犬糞で迷惑を被っているのは鉄道会社ではなく公道を歩く通行人や付近の住民であると思われます。鉄道会社が犬糞に困るかといえば、たとえフェンス内に投げ込まれても困るようなことはないようにも思えます。もし鉄道会社側が犬糞の放置に困っているのであれば、ネットフェンスには鉄道会社名による犬糞看板があるはずです。では春日井市内の中央西線鉄道用地と並行した公道との境界付近にJR東海が設置した犬糞看板があるものか? また、前回記事で載せた3枚の春日井市設置の犬糞看板以外の犬糞看板が設置されているものか? そして鉄道用地付近には犬糞看板以外の環境美化看板や警告看板が掲示されている例はあるのかを現地調査してきました。 <今回の現地調査の基準> 1 範囲は中央西線の庄内川右岸堤防付…

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【1466】 「犬のフン…の看板」がある風景

犬糞看板の存在を意識する人がどれだけおられるか、そして犬糞看板の効果はいかほどなのか?と疑問に思うわけですが、看板を設置する必要があったということは、迷惑を被っている人がいるということは確かなわけです。それは他人のことはお構いなしという人間が一定数いる人間社会の一面の現れであり、私には商業広告看板にはない強いメッセージ性が伝わってきます。 犬糞看板は、言うまでもなく犬の散歩の経路になりそうなところに多く見られます。住宅地が近くにある農地沿いの道路は人目が届きにくく犬糞要注意地帯です。小牧市内の田畑に面した道路沿いです。遠くに路駐している赤い乗用車がアクセントになったのどかな風景のなか、傾いた看板がいい味を出しています。こういう住宅地に近い農地では犬糞を農地内に捨てられたりもするのでしょう。 その近くの畑には、犬糞看板の上に貼紙をした例がありました。 犬糞被害より菜の花の盗難のほうが深刻だったのでしょう。菜の花の時期だけこうしているのでしょうか? こういうのを見ると、のどかな風景だなどと言っておられません。 (画像右上は、貼紙をされた犬糞看板と同じデザインの看板です。)  @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 犬糞看板をいちばん多く見かける場所と言えば公園でしょう。公園内に設置された例です。 M社「犬の立て札(4)」(再掲)で、尾張旭市内にあった設置者名無表記版です。イラスト付の犬糞看板は、花壇や植込みに設置されていても違和感が少なく心が和みますが、肥…

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【1464】 「犬のフン…の看板」その後(12)

前回の続きになります。このシリーズでは、今年に入ってから特定の環境美化看板製作会社の手による犬糞関係の看板をアップしてきました。今回はその会社のカタログに載っていないながらも、この会社の製品だと特定できそうな看板と、地方公共団体名で設置された他社製っぽい看板をアップしていきます。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 小牧市では他の市町では見ないデザインでありながら、M社の特徴が出ている例がいくつか見られました。まずこの2つです。 左右ともほとんど同じながら、文字の色や大きさに違いがあるので並べてみました。 M社のカタログに、上の画像と同じ看板がありませんでした。しかし、「マナーを守って楽しい散歩」と、まったく同じロゴとフォントで書かれ、飼い主といっしょに走る犬がデザインされた「犬の散歩(1)」というのがカタログに載っていました。「犬の散歩(1)」の実物を見たことはありませんが、よく似たレイアウトでありながら、描かれた飼い主・犬ともにまったくの別人別犬であり、背景もまったく異なっています。下に書かれている警告文も違っているので、その「犬の散歩(1)」の変形とも断定しにくいです。もしかすると、M社製の小牧市オリジナルデザインの可能性も??? そう思って描かれた背景を見ると、左の山の上には城らしき建物があり、その手前にはビル、背景右は市街地になっています。実際の小牧市を南側から見ると、小牧山の頂上には小牧市歴史館(小牧山城模擬天主閣)があり、その手前には小牧市役所が…

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【1463】 「犬のフン…の看板」その後(11)

前回の続きになります。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 上の左側(扶桑町)は、かつて「ふてぶてしい犬」と名付けていた看板の再掲で、M社のカタログには「ブル(1)」とされていました。その後、右の看板を小牧市で見つけました。まったく同じ犬ですが、罰金の立て札が加わっており、その他の警告文言はまったく違っています。「ふん!」という吹き出し部分を「フン!」と変えてあるこだわり???も見られます。小牧市のような例は今のところM社のカタログにも新規デザインページにも見当たらず、未発表新規デザイン?なのか「ブル(1)」の小牧市独自の変形版なのか?現状では判断がつきにくいです。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 「ブル」シリーズはカタログ上(1)~(6)まで6種類が載っています。 上の画像左は「ブル(2)」です。「ブル(2)」は以前に瀬戸市と多治見市の画像を掲載したことがありますが、今回の「坂下町」は初出です。坂下町は現在の中津川市の一部です。市町村合併をした自治体では、設置者名から製作時期の新旧がある程度特定できるので、新作なのか廃版なのかを判定する目安にもなります。それとは別に、坂下町や前回までに掲載した萩原町、甚目寺町の例のように、平成の大合併で消えた市町村名が看板上に生き残っていることにも面白さを感じます。 上の画像の右(瀬戸市)は「ブル(3)」です。いまのところ、瀬戸市以外では見ていませんので、これも再掲画像とさせていただきま…

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【1462】 「犬のフン…の看板」その後(10)

前回の続きになります。前回までに、M社のカタログに載っている定形デザインの文字や絵柄を一部変更した例が多数存在することを確認しました。今回もそういった例を含めて、このシリーズの3年間のブランクの間に初めて出会った「製品」や、同じデザインながら別自治体での「生存例」をアップしていきます。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 昨年初めて可児市内の現地調査?をしました。 M社「お忘れ・ワン」を見るはじめて見ました。カタログに「お忘れ・ワン」は、この1種だけ掲載されていましたが、「お忘れ・ワン(2)」がM社の新規デザインページで公表されていますので、上の画像は事実上の「お忘れ・ワン(1)」としておきましょう。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 画像左は、そのとき可児市で発見したもの。中央は熱海市内にあった熱海・伊東畜犬対策協議会の例、右は以前に掲載したことがある焼津市での例です。まったく同じように見える3枚です。M社のカタログでは、虹をバックにしたこのデザインは「レインボー・ワン」となっていました。ただし、カタログ上の「定形デザイン」にある下部の警告文は、これら3枚とは少し違っていました。 ◆可児と熱海 「散歩中のフンは飼い主が責任をもってあとかたずけをしよう」 ◆焼津 「散歩中のフンは飼い主が責任をもってあとかたづけをしよう」 ◆カタログ 「フンは飼い主があとかたづけをしよう」 と、なっていました。 可児市と熱海市の…

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【1461】 「犬のフン…の看板」その後(9)

前回の続きになります。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ これまで勝手に「恥ずかし犬」と呼んでいた看板の製品名は「犬のフン(1)」でした。それにしても、画像右・春日井市の犬は両目から黒い涙?を流していてかわいそうです。いたずらはやめてほしいものです。 上の画像のうち左の大治町の看板だけが、M社のカタログ上の「犬のフン(1)」と一致した内容になっています。「犬のフン(1)」は、蒲郡市、敦賀市、刈谷市、岩倉市、北名古屋市、瑞浪市で設置された例を過去に掲載しています。私の行動範囲に限って言えば、犬糞看板のうちでもっとも遭遇率が高い看板で、M社のカタログのトップを飾っている代表的な環境美化看板でもあります。 上の画像のうち、中央にある恵那市の例では、「ポイ捨て防止条例制定のまち」と付記があり、右の春日井市の例では、警告文が他の「散歩中のフンは後始末をしよう」ではなく「散歩中のフンは持ち帰りましょう」となっています。以前に犬糞関連記事で春日井市内の別の場所で発見した同じデザインの看板を2例アップしたことがありますが、いずれも警告文は「散歩中のフンは持ち帰りましょう」となっていました。春日井市では、このデザインの看板すべてがこういう警告文に変更されているのか気になったので、先日春日井市内で10件ほど現物確認をしてきました。その結果1例だけ「散歩中のフンは後始末をしよう」がありましたが、あとはすべて「散歩中のフンは持ち帰りましょう」でした。 左が以前にアップした再掲画像で、…

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【1460】 「犬のフン…の看板」その後(8)

ひさしぶりに、このシリーズの続編を投稿します。  日々の暮らしの中で本来の目的地までの徒歩ルートを変えてみたり、あるいは旅先や買い物で出かけた街で歩いているときに、犬糞看板にいくつも出くわしました。これまで、このシリーズを続けているうち、「やくも3号様」が、こうした環境美化看板などを製作している会社(以下「M社」とします。)のオフィシャルサイトのなかに、カタログページがあることをコメント欄からご教示くださいました。そのM社のカタログページを閲覧したところ、見覚えのある看板だけでなく、まったく見たこともない犬糞看板が多数掲載されていました。個々のデザインごとに製品名が付されていることもわかりましたので、これまでのように撮影した画像を「恥ずかし犬」「自分で後始末のできるお利口さんの犬」「よい香りを発するフンをする犬」「ふてぶてしい犬」「糞尿犬」などと勝手に命名して区別する必要がなくなり、製品名で管理できるようになったのは大きな進歩???とはなかなかなりません・・・。今回からは、M社のカタログ上にあるデザインの看板に限り、そこに記された製品名を記載することにしました。 🔶【1417】ブログ内シリーズ記事リンク集(鉄道模型・コレクション・その他編)に、過去の「犬のフン…の看板シリーズ」記事へのリンクが貼ってあります。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 鳥が寄ってくるくらいだから「よい香りを発するフンをする犬」と勝手に名付けていた看板は、カタログによれば「あと始末・ワ…

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【1456】 名鉄モノレールの保存車両

先日、2008年12月で廃止された名鉄モンキーパークモノレール線で使用されていた跨座式モノレール車両が、岐阜県可児市の日帰り温泉施設を中心にした湯の華アイランド広場に保存されていることを知ったので、そこにある産直市場湯ノ華市場へ買い物に行ったとき、その保存車を見てきました。 そのモノレール車両は、湯の華アイランドの駐車場の隅に、コンクリート製のレールに跨った状態で保存されていました。車体は現役時代の装いではなく、青地に赤いハイビスカスの花などをちりばめた塗装に変更され「湯の華号」と名付けられていました。近付いてみると、日中は車内に自由に入れるようになっていましたので、入ってみると、内装は廃止当時の面影がよく残されていました。そして駐車場の反対側の車窓からは、木曽川と支流の可児川との合流部分の景観を望むことができるようになっており、展望所的な利用を兼ねているようでした。 車内から降りて、錆びついた連結器を見ていると、その下から床下のゴムタイヤを覗き見ることができました。 現役時代の画像をアップしておきます。名鉄モンキーパークモノレール線には同型車2編成が在籍していました。 Wikipediaによれば、名鉄モンキーパークモノレール線の保存車は、このほかにも旧動物園駅と、製造元の日立製作所笠戸事業所にもあるとのことです。 また「開業当初は、動物園駅から博物館明治村や高蔵寺への延伸や犬山遊園駅から関線(中濃新線)のルートで美濃まで延伸する構想もあった」とも書かれています。そのあとに小牧~桃花…

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【1006】 「犬のフン…の看板」その後(7)

愛知県春日井市内にあった看板。 設置者は愛知県動物保護管理センターとあります。犬のお巡りさんが「君!キミ!落とし物だよ」と言いながら、落としていったフンをモロにつかんだ手(前足?)をこちらに差し出しているのか!!!!!と思ったら…これは腰に吊った警棒でした。 +++++++++++++++++++ 滋賀県長浜市内にあった看板。 箸のような棒が2本ブッ刺されたフンかと思ってよく見ると、フンには目があって、棒のようのように見えたのは腕のようで、フン自らがかなりお怒りのご様子です。 +++++++++++++++++++ 上の画像で、左側は埼玉県下の某学校の肛門ではなくて校門付近にあった看板です。最初は「0」だけ字体が違うんで、「犬のフン推進校」かとも思ってしまいました。具体的にどういう活動をしているのでしょうか? 中山道歩きの途中、10年以上前の撮影ですので、現状を確認するためストリートビューで確認したら、この看板は取り外されていました。一定の効果?があったのならそれでよいことです。 その右側は長野県にある某温泉地にあった看板で、3年前の撮影です。ラミネート加工された紙製で、耐久性から考えて今はないものと思います。設置者は書いてありませんが、温泉街を対象としているようですから、ここの温泉組合みたいな組織が設置したものと思われます。 +++++++++++++++++++ 下3つの掲示物はいずれも愛知県春日井市内で撮影しましたが、上から順に個人、アパート管理…

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【1005】 「犬のフン…の看板」その後(6)

まことにくだらないことを連載していることは自覚しておりますが、こういう啓発看板からは設置者の思いが伝わってくるだけではなく、身近なところで迷惑行為が日常的に繰り返し起こっていることがわかり、誰も見てなければちょっとくらいのことは平気という人間の弱点の現れや、社会生活上の汚点がにじみ出ていると感じます。ゴミの投棄禁止看板なども同じで、街中や公共の場にある看板や掲示には興味をそそられるものが多くあります。 福井県鯖江市には、空き缶投棄禁止とフンの放置禁止が1枚の看板になっていました。罰則についても付記されていますが、役所的な発想で効果は如何に? +++++++++++++++++++ 条例による罰則に触れている看板2種 左は塩尻市・右は伊那市の例 偶然どちらも長野県の自治体なのですが、まじめな県民性を反映して罰則について書いてみたくなるのかもしれません。なんでも長野県には家庭ゴミ袋に記名しなければならない自治体が多いようにも聞きます。 +++++++++++++++++++ 以前にもアップした画像の再掲載ですが、埼玉県熊谷市のカフェ入口付近で見かけた看板には、フンを持ち帰らなければならない根拠が「埼玉県動物の愛護及び管理に関する条例」であることが小さい字で書かれていました。熊谷保健所管内狂犬病予防協会名になっていますが、店主がこの表現では弱すぎると見たか、その横に手書き看板が併設されていました。下に置かれた木の枝はバリケードで、いわゆる犬矢来代用なのだと思われます…

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【1004】 「犬のフン…の看板」その後(5)

まったく違う市町村にも規格品?とも言える同タイプの看板がたくさんあることはわかってきました。 この「ふてぶてしい犬」は、左から長野県飯山市・長野県伊那市・愛知県丹羽郡扶桑町での生息例です。設置者名以外はまったく同じデザインのようですので、受注?いや、役所なので競争入札で落札した?看板製造販売業者さんは同じということでしょう。 +++++++++++++++++++ 下の画像で、今回の新発見は左側の愛知県北名古屋市のほうです。 右側の滋賀県高島市のほうは既出です。北名古屋市の看板を発見したときは、両者はまったく同じものだと思っていましたが、画像を比較対照してみて初めて犬の向きが違っていることに気付きました。(高島市と同じ向きの看板は、ほかにも長野県塩尻市のものを以前にアップしたことがあります。) この2つの看板では、書いてある文言が違うことにもすぐ気付きますが、よく見ると、犬は向きが違うだけでなく、北名古屋市のほうでは、右後足を上げてオシッコもしているではありませんか。そして尻尾の形が違いますから、この2匹は別の犬で兄弟なのかもしれないです。 +++++++++++++++++++ そして、下の画像は・・・左右どちらも見覚えがある犬です。 左の「ふてぶてしい犬」の看板は一番上の3枚の看板と同じで、右のは北名古屋市の「糞尿犬」と同じデザインです。両者とも設置者名が書かれていないのですが、設置場所はどちらも愛知県尾張旭市内の公園でした。尾張旭市は市名を入れない方針…

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【1003】 「犬のフン…の看板」その後(4)

下の2つの画像の犬は同じ子のようです。どちらも「名古屋市」と書かれています。 丸い看板のほうは見にくいですが、下端に「名古屋市」の文字があります。不思議なことは、丸い方の設置場所が春日井市内であったことでした。どのような経緯かわかりませんが、少なくとも名古屋市と春日井市の行政区画が近年変更されたことはありませんから謎です。上の画像に登場する2匹の犬たちは耳の色以外まったく同じに見えますが、なぜか丸い看板のほうの犬はスコップだけを持ち、四角い看板のほうではビニール袋だけを持っていますが、これらのアイテムは両方あってこそ役に立つのだから両方持たせるべきだろう…と思っていたところ、この記事をアップする直前に名古屋市内へ出かけたところ、両方持った子がいることを発見しました。これなら完璧です。 この犬は今のところ他地域での生息確認ができていません。名古屋市のオリジナルデザインなのかもしれません。もっともその市町村オリジナルデザインの看板は別に珍しいわけではありません。 ++++++++++++++++++++ 岐阜県多治見市では、オリジナル色が強く一般公募と思われる看板も目に留まりました。市名とともに「まち美化推進協議会」の名称も入っている看板が多いようでした。 多治見市では、このほか個人による手書き看板も見掛けました。こうした手作りの看板からは作成者の感情があらわに伝わってきます。 ++++++++++++++++++++ その多治見に隣接する土岐市には、真新しく「犬のフンは…

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【1002】 「犬のフン…の看板」その後(3)

私が犬のフン害防止看板を注意して見るようになったのは、5年ほど前に「鈴鹿支局特派員」様からコメント付きでメール送信していただいた3枚の看板画像からでありました。 該当記事は【529】犬のフン…の看板あれこれです。 その後に発見した看板について、 【841】「犬のフン…の看板」その後(1) 【843】「犬のフン…の看板」その後(2) でレポートしていますが、そこからさらに2年近く経過しましたので続編を書きます。 以前目撃した「恥ずかし犬」看板は、既出の愛知県春日井市・蒲郡市・刈谷市・福井県敦賀市に加え、その後愛知県岩倉市・北名古屋市・岐阜県瑞浪市で新たに生息が確認されました。 このデザインは、もっとも多く見ます。先日は町内会の公園清掃活動に参加したのですが、その公園でもこのデザインの看板がありました。 ++++++++++++++++++++ 自分で後始末ができて、ネコとも仲が良いらしいお利口さんの犬は、岐阜県地方にも広く生息しているようでした。下の画像左は岐阜県下呂市内で、右は同県恵那市内で撮影しました。 「益田郡萩原町」は、市町村合併で下呂市の一部になっています。市町村合併後も旧町名が訂正されずに生き残っていたってどうでもいいことですが、自分としては看板の内容そのものより、旧市町村名が残っていることの方が気になったりします。 ++++++++++++++++++++ 市町村合併後も旧自治体名称が訂正されずに生き残った看板は、ほかでも見かけました。 左…

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【999】 銀河鉄道999と碓氷峠鉄道文化むら

第999回めの記事になります。999と聞いて誰しもピンとくるのは銀河鉄道999でしょう。 1979年の正月に、銀河鉄道999をデザインした「小金井から大金ゆき片道乗車券」と「宝積寺駅入場券」をセットにした「縁起来富」(←「えんぎきっぷ」と読みます。)が国鉄東京北鉄道管理局から発売されました。 「縁起来富」の裏面には、小金井・大金・宝積寺の各駅の由来のほかに、銀河鉄道999についての説明書きが書かれていました。 以前にご紹介した記念切符類のなかの一部と同じく、この切符も私が所属していた車掌区で一括注文を取っていたものなので、わざわざ現地でまで行って購入したわけではありません。これは赤字国鉄の身内からの需要も取り込む増収策だったと考えられ、それに協力した格好になります。ただ、そのころはまだ分割民営化は具体化されていた時期ではなかったので、それをセールス活動しろと言われることはありませんでした。 そもそも私は「銀河鉄道999」に興味はなく、その物語について何も知りません。鉄道ヲタクを自称してはいるものの、鉄道をモチーフにした映画やドラマ、アニメなどであっても、SFとか○○号殺人事件的な推理・探偵ものにはまったく興味がないのは子供の頃からです。 テレビや雑誌で宇宙がどうの、30世紀の未来がどうの、怪獣が現れたなどと言われても現実しか見ない夢もない子には興味がわきませんでした。今でも高価なだけでなく高い競争率の豪華列車に乗りたいという気持ちなんかより、一日中ローカル列車に揺られてみたい気持ちのほう…

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【981】 平成時代の鉄道と私(平成21年~平成31年)

平成元年から平成31年まで撮影してきた鉄道関連の画像のうち、なるべくいままでアップしていない画像を選んで、各年1枚ずつ3回に分けて順にアップしています。今回は平成21年から平成31年までです。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 平成21年(2009年) この年あたりから通勤時にコンデジを常に持ち歩くようになり、通勤途中や昼休みに日常の鉄道風景を撮影するようになりました。このころになると通勤経路で見ることができる国鉄形旅客車両はかなり限られたので、カメラを向ける先は貨物列車が多くなりました。<平成21年11月20日 中央本線春日井駅 EF66> 諸事情で出かけることが少なくなり、中山道歩きは前年末から1年放置した後、この年の年末に東京へ出かけたついでに一泊して、朝から一日で戸田公園駅から日本橋まで歩いて草津~日本橋間完歩達成になりました。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 平成22年(2010年) 出かけることが少なくなった代わりに、この年に拙ブログを開設しました。以後の私の行状は随時ブログにアップしていますので、なるべく重複しない画像を選んで貼っていきます。<平成22年3月9日 放出駅 103系> 国鉄時代の「城東貨物線」で、平成20年から新たに「おおさか東線」として一部区間で旅客営業が開始されていましたが、未乗のまま放置していましたので、この年に初乗りをしました。先日「おおさか東線」の北区間が開業しましたが、何かのついでがあれば乗りに行くつ…

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【980】 平成時代の鉄道と私(平成11年~平成20年)

平成元年から平成31年まで撮影してきた鉄道関連の画像のうち、なるべくいままでアップしていない画像を選んで、各年1枚ずつ3回に分けて順にアップしています。今回は平成11年から平成20年までです。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 平成11年(1999年) 撮り鉄活動はほとんどしなくなりましたが、乗り鉄のほうは、毎年恒例になった東北行を継続するほか、乗り残した旧国鉄線区に乗ることを兼ねて中小私鉄巡りや保存車両巡りに行くことはありました。<平成11年3月13日 蒲原鉄道村松車庫> 旧国鉄キハ41000の払下げ車クハ10で、国鉄時代の面影が存分に残っています。この車両に乗ることはできませんでしたが、現役でいることが驚きでした。けれども蒲原鉄道自体が、この年10月に廃止されバス化されました。 このときは蒲原鉄道乗車と撮影、新潟交通の撮影、JR越後線初乗りを兼ねて出かけています。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 平成12年(2000年) この年は九州と東北地方の乗り鉄に出かけています。 秋田~鷹ノ巣間で、「あけぼの」のヒルネを利用しました。<平成12年2月12日 秋田駅> 乗り鉄に専念してきた結果、このころになると未乗の旧国鉄線は、名古屋から直接アプローチしにくい北関東や房総方面に集中して残ったほか、各地に散在する旧国鉄特定地方交通線から転換された第三セクター鉄道が目立つようになってきました。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ …

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